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独自ドメインとSEO

独自ドメイン

独自ドメインとは、世界で一つだけのドメインのことをいい、
ビジネスでホームページを持つ場合は「必須」といえます。

独自ドメインとは

ドメインはURLを構成しますので
独自ドメインを自社で管理している場合は、
ホームページのURLが、ずっと変わらず、安心して運営することができます。

ですが、無料のサーバースペースや、無料ブログ、無料作成できるホームページシステム(Wixなど)、一部のホームページ制作会社の場合、
そのシステムを運営している会社が「サブドメイン」や「サブディレクトリ」などを提供します。

このように提供された「独自ドメインでない」ドメインから発行されたURLは、
あなたの会社が管理できないものになります。
(システム運営会社が管理するドメイン・URLです)

独自ドメインで「ない」場合のデメリット

このように「独自ドメインでない」⇒他社から発行されたURLの場合、
以下のようなデメリットが発生します。

  • 共有している他サイトの「スパム行為」などのマイナス影響を受ける
  • 自分で努力した履歴が、ドメインの力として残らない
  • サービス提供者が「サービス終了」した場合、ドメインが使えなくなる
  • URLを見れば、一般の人でも「無料作成」「無料スペース」を使っていることがわかるので、信用力が落ちる

本格的な制作前のイメージづくりのために活用したり、
趣味のサイトなどの場合ならいいのですが

「ビジネスを行うため」のホームページを作成するなら
「独自ドメイン」は必須なのです。

他社サービスで発行された「借り物ドメイン」の場合、
そのサービス自体が突然に終了することも考えられ、その場合、たとえ検索順位が上位になっていたとしても、ドメインが使えなくなることで、その存在が検索上から消えることになります。
(SEO対策も、ゼロから再出発しなければなりません)
また、既存のお客様も、URLからサイトがなくなり、情報収集できなくなりますので、顧客を失うことになります。

検索エンジンは、各ワードの中で検索結果に表示させるのは
2~3のドメインまで、と限定しています。

ですので他社サービスで発行された共有ドメイン(借り物ドメイン)でホームページを運営していると
同業他社が同じサービスを利用している場合、
あなたのページが検索結果に表示される確率はその分低くなります。
SEO対策を考える場合は、こうしたことを考えても、独自ドメインでHP運営するようにした方がよい、ということになります。

ドメインは、自社のネット上の「本籍地」のようなものであり、
自社の存在を証明し、WEB上で発信するためのキー情報
…ということなのです。

そして、
外部サービスが提供する「借り物ドメイン」ではなく、
「独自ドメイン」であれば
自分の会社が積み上げてきた時間や労力が「力」となって蓄積されますし、
外部サイトからの「被リンク」もドメインの強さ・SEOの力として積みあがって行きます。

独自ドメインは「自社管理」が鉄則!

独自ドメインは自社管理?他社の管理?

独自ドメインがビジネスにおいていかに重要か、お分かりになったかと思いますが、
もう1点重要なことがあります。

独自ドメインには「自社管理」と「他社管理」の2つのパターンが存在します。

  • 自社管理
    ドメインを、ドメイン会社で「自社で取得し、管理している」パターン
  • 他社管理
    ドメインを、「HP制作会社などの他社が」取得・管理しているパターン

実は、ホームページ制作を依頼したときに、HP制作会社がドメインを取得して、そのまま管理してしまう「他社管理」パターンがとても多いのです。

「他社管理」は後々大きな問題を引き起こすことがあります。

たとえば、

別のHP制作会社にリニューアルを頼もうとしたら
HP制作会社に
ドメインは使わせない」と言われる
ドメインの引継ぎに法外な費用を請求される
・・・などです。

実は、こうしたトラブルは多く発生しています。

SEOホームページでも、リニューアルでのHP制作を多く依頼を受けますが
「前のHP制作会社に、ドメインは使わせないと追われてしまいました」
「ドメイン引継ぎに100万円払えと言われてしまいました」
などのケースにしばしば出会います。
相手のHP制作会社が悪質な場合もあり、面倒なトラブルとなってしまうのです。

リニューアルなどでドメインが引き継げない場合、どのようなことが起こるでしょうか?
HPのURLなどが変わるため

  • 優良顧客とのつながりが断たれる
  • 信用を失う
  • 検索エンジンの評価(SEO評価)が「ゼロ」になる
  • チラシ・名刺・看板などのURL表記を書き換えなければならない
  • 他サイトに登録していたURLをすべて書き換え依頼しなければならない
  • これまで使っていたメールアドレスが使えなくなる

など、ビジネスに与える悪影響・損失は甚大です。

ですので、ドメインは「自社管理」が鉄則、なのです。

ドメインの取得は簡単ですし、ドメインの料金も、年間で1000円~4000円程度で安いですので、必ず「自社で」独自ドメインを取得し管理するようにしてください。

独自ドメインを自社で取得し、SEO強化を!

独自ドメイン取得の方法

ドメインの取得はとてもカンタンです。

ドメイン管理会社(エックスドメイン、ムームードメイン、お名前ドットコムなど)で取得することができます。

ここでは、「エックスドメイン(Xserverドメイン)」でのドメイン取得の流れを見て行きましょう。

まず、Xserverドメインのトップページを開いて、

https://www.xdomain.ne.jp/

Xドメイン・トップページ

取得したいドメイン名(アルファベット)を、検索窓に入力して、「検索する」をクリック。
  ↓  ↓
「.com」「.net」「.info」「.co.jp」など、取得できるものが表示さますので、
この中から取得しようと思うドメインにチェックを入れます。

Xドメイン・ドメインの選択

「取得手続きに進む」をクリック。↓

画像の説明

あとは、表示される画面にに従って手続きを進めるだけです。

これで、独自ドメインの取得ができます。

ドメインの選択とSEO

ドメインの選び方はSEOと関係するのでしょうか?

「独自ドメイン」であれば
どのようなドメインであってもSEOに影響はありません。

「.com」「.net」「.jp」「.info」など、
どれを選んでも、SEO効果に違いはありません。

業種や地域名などを英語で表示したドメインを選択すると、若干ですがSEO効果が得られる可能性があります。
たとえば、喫茶店なら「cafe」、マッサージ店なら「massage」など
事業エリアが横浜なら「yokohama」などを
ドメインに含めるとプラス効果が期待できます。

「日本語ドメイン」がSEO効果があるとされ、取得が流行ったことがありましたが
現在は「効果はない」と言われています。
日本語ドメインは、一部のブラウザなどで正しく表示されなかったり、URL表示する場合にPunycodeと呼ばれる変換が必要になり、長い英語文字列になったりしますので、現在はほとんど使われなくなっています。

「中古ドメイン」は、かつて他サイトで使われていたが、使わなくなったため市場で販売されているドメインのことです。
他サイトでの使われていた分、ドメインの履歴が長く(ドメインパワーを引き上げます)、被リンクを得ている(これもドメインパワーを引き上げます)など
SEOに有利だと言われてきました。
ただし、Googleは、「期限切れドメインの不正使用」をスパムだと指摘しており、
中古ドメインを使ったサイトが、価値のないコンテンツを表示して検索順位を上げるなどをすると、ペナルティーを受ける可能性があります。
「中古ドメイン」は、そのドメインが以前にペナルティーを受けていたなどのマイナスの評価も受け継ぎますので、綿密な調査を行った上で利用する必要があります。
ドメイン調査によほど自信がある場合はともかく、一般的には、中古ドメインの購入・使用は、避けた方が無難と言えます。

独自ドメインは、「わかりやすい」「シンプル」なものがよいでしょう。
そのほうが、覚えやすいですし、タイピング間違えも少ないですので。

「会社名や屋号」「事業エリア」「業種・仕事内容」などにちなんだ
シンプルなドメインを取得してください。

独自ドメインは、ずっと長く使い続ける「会社のシンボル」でもありますので
いろいろ調べて、空いているものの中から「これだ!」と思えるものをお選びください!

ドメインパワーとSEO

ドメインパワー

SEO対策について勉強されている方は「ドメインパワー」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

ドメインパワーとは、検索エンジン(Googleなど)のドメインの評価を推定して数値化したものです。(Googleなどが直接数値を示しているわけではありません)

検索エンジンに高評価されたドメイン(ドメインパワーが強い)は、
以下のようなメリットがあります。

  • 検索で上位に表示されやすくなります
  • 検索エンジンが優先的に巡回してくれ、新規公開したページが認知されやすくなります。

つまり、ドメインパワーを強めれば、SEOに強いサイトになりやすい、ということです。

では、どのようにドメインパワーを強めて行けばよいでしょうか?

価値あるコンテンツを作成して行く

現在、Googleは「コンテンツ」(そのサイトに書かれている文章・内容)をとても重視しています。
「価値あるコンテンツ」ページをたくさん表示しているサイト⇒ドメインパワーが上がる、ということです。

「価値あるコンテンツ」とは、「ユーザーのためになるコンテンツ」ということです。

  • ユーザーが「読んでよかった」「わかりやすかった」など、満足感の高いコンテンツ
  • 他ページにもよくある内容ではなく、そのページに独自の内容がある
  • 専門性が高く、経験に基づいて書かれている
  • 権威あるデータ等に基づいて書かれている
  • 古い情報、間違った情報、不正確な情報、ではない

…などです。

ユーザー・閲覧者にとって必要な情報は何か?を考えて、
ユーザーのためにコンテンツを書いて行く、ということです。

こうしたコンテンツページを地味に書いて行くことが、ドメインパワーを上げる、SEO対策の王道となります。

以前に書いたコンテンツも、必要に応じて「リライト」することも重要です。

信頼性のあるウェブサイトからの被リンクを増やす

被リンクとは、他のサイトから自分のサイトに向けられたリンクのことを言います。
被リンクは、他サイトからの人気度を表すものとして、ドメインパワーを高め、SEOにプラスの効果をもたらします。

被リンクは、特に以下のものが有効です。

  • ジャンルの近い・関連性の高いサイトからの被リンク
  • 権威性の高い・専門性の高いサイトからの被リンク
  • 意図的ではない、自然に貼られたリンク

被リンクを獲得する方法としては、「他サイトへの寄稿」や「相互リンク」など様々ありますが、
最も重視すべきことは、自社サイトに「価値ある」「独自性の高い」コンテンツを作成して
他サイトから自然に貼ってもらえるリンクを増やすことです。

サイト内のページ同士をリンクで結合する「内部リンク」もドメインパワーを強める効果があります。
ユーザーが、関連記事を見つけやすくするために、わかりやすい方法で、内部リンクを適切に設定して行きましょう。

まとめ

ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございます。

「独自ドメイン」は、SEOと密接に関係しています。

  • 独自ドメイン」は、ビジネスサイト運営において必須
  • 「独自ドメイン」は、自社で管理しましょう
  • ドメインの種類は、SEOに影響を与えません
    「.com」「.net」「.jp」「.info」など、どれを選んでも、SEO効果に違いはありません。
  • ドメインパワーを上げるためには、地道なコンテンツ制作が第一
    ユーザーファーストでコンテンツを制作しましょう
    ⇒優良な被リンク獲得につながります

ドメインを自社でしっかり管理して、コンテンツを充実させて行くことで、SEOに強いサイトになって行きます。


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