ホームページでの「差別化」の考え方

ホームページ制作のときに
「差別化しよう」
ということがよく言われます。

では、差別化って、どういうことでしょう。

どのようなポイントで
他社との差別化を考えれば

集客や、SEOによる上位化につながるのでしょうか?

今日は、わかっているようで、けっこう曖昧な
差別化について考えてみましょう。

差別化とは?

差別化が重要なわけ

ホームページ制作をある業種・地域の方ら受注する場合、
私は必ず、それに対応する検索ワードで
競合するサイト(上位表示しているサイト)を順番に見て行くのですが

たいていの場合、
驚くほど似通った内容・似通った構成のホームページが
ずらっと並んでいる状況に出くわします。

ときには、
コンテンツの構成も、順番も、ナビリンクのはり方までも
ほぼ同じサイトが並んでいることもあります。

こんなことがなんで起きるかといいますと
「検索絵で上位化しているサイトを真似れば、自社サイトも上位化できる」
という思い込み
なのでしょう。

巷でよく使われるSEO解析システムなども
「上位10サイト」を解析して、それが「上位化できる典型」と解釈して
データ表示するものですから
これを見てホームページを作ると

使われるワードも、
文章構成や文字数も、
リンクも、SEOタグの書き方までもが
「同じ」ような形に集約されてしまうわけです。

一言で言うと
無個性」。

「なぜ、他社ではなく、自社のサービスがあなたにとってメリットがあるか」
を同じような言葉で表現している…

これは
大いなる勘違い
です。

お客様のためでなく
自分のホームページが上位になるためにコンテンツを作っているので
アピール力が決定的に不足します。

しかも、真似することで
かえってSEO効果がそがれ、検索上位化にマイナスの作用さえもたらします。

そこで考えなければならないのが
差別化=他社とは違う自社のアピールポイント
ということになります。

ホームページを見に来てくれた人に
「ここのサービスを使おう」
と思っていただくために、差別化はとても重要です。

どのように差別化するか?

では、どのように差別化をして行けば効果があるか、考えて行きましょう。

デザインによる差別化?

ホームページでの差別化を考えるとき
多くの人が真っ先にイメージするのは
「デザイン」を他と違ったものにすること。

場合によっては、斬新・奇抜なデザインで
目立とうと考える人がいるかもしれません。

ですが、デザインによる差別化は、よく考えて行う必要があります。

ホームページデザインを考える場合、
まず第一は「閲覧者からの信頼性」です。

ここは業種によって多少の差はありますが
「他のサイトにはないアニメーション・動きをする」
「他のサイトにはない特殊なデザイン構成にする」
などは
効果がないことのほうが多いと言えます。

また、特殊なデザイン手法がSEOにマイナスとなることもよくあります。

特殊なデザイン・動きによって
閲覧者が肝心のコンテンツ(文章)が読みにくくなれば
「閲覧者第一」の原則から外れますので、
差別化の意味をはき違えた形となってしまいます。

ホームページデザインは

  • 閲覧者が読みやすいこと
  • 商品・サービスのイメージが視覚的にわかりやすいこと
  • 信頼感を増すものであること
  • 自社のイメージカラーと結び付けること

などを考えて選択すればよい、ということです。

業界の常識を変える差別化

では、効果的な差別化の方法をいくつか考えて行きましょう。

まず最初は「業界の常識を変える差別化」です。

あなたの業界で、常識としてまかり通っているものの中で
お客様の本当のニーズと違うこと
はないでしょうか?

たとえばホームページ制作の業界では
「月額料金がかかる」
ということがあります。

毎月毎月、1~4万円もの「管理費」「利用料」などがかかるのですが
本当にこれは必要でまっとうな料金体系なのでしょうか?

月額無料のホームページ制作があれば
お客様が本当に望むものにならないでしょうか?

私たちの『SEOホームページ』では、「月額無料」のホームページ制作を行っていますが
これは、業界の常識を変える差別化、ということになります。

また例えば、
脱毛サロンなどで、「長期契約プランを強引に進められる」ということが
しばしば新聞等で取り上げられて問題になっています。

これが業界の常識化していて
お客様に不利益をもたらしているとしたら

料金は「都度払い」(1回1回の料金だけ)に徹底して
それをお客様へのアピールポイントにすることができます。

SEOホームページで制作した都度払い脱毛サロン↓
新宿メンズ脱毛サロン RON

このように、業界の常識を変える新しい差別化ポイントをさがして
それがお客様にとって求められるものであれば
強力なアピールポイントとなり、
ビジネスを大きく発展させる力となります。

お客様のニーズを絞り込む差別化

「お客様のニーズを絞り込む差別化」とは
全てのお客様にアピールするのではなく

特定のニーズを持ったお客様にフォーカスして
そのお客様向けに差別化ポイントを明示する方法です。

例えば、トレーニングジムは一般的に男女混合でトレーニングしますが
少し抵抗を感じする方もいるかもしれません。

また、「小さい子供と一緒にトレーニングしたい」というニーズがあるかもしれません。

こうした個別のニーズに対応するビジネスモデルであれば
これは大きなアピールポイント・差別化ポイントとなります。

SEOホームページで制作した女性専用パーソナルジム↓
池尻大橋パーソナルジム#サラトレ

他社も行っているがアピールしていない点

例えば、地域の工務店などの場合
対応エリアは、店舗周辺の限定したエリアでしょう。

この場合
「地域密着だから安心」
ということをあえてアピールするという方法もあります。

リフォームや家の修理の場合
「手抜きされないか?」「高い値段を請求されないか?」「アフターフォローはあるか?」
などを多くの人が心配します。

そこで
「地域密着」「顔が見える」「長年、この地域で事業をしている」
ことは、大きな信頼の根源となり
ある意味で差別化ポイントとなるわけです。

大手企業との差別化としては
「中間マージンがない、直接受注」
「担当者が最後まで責任を持つ」
なども大きなアピールとなるでしょう。

このように自分の事業を深掘りすることで
差別化でき、お客様を引き付けることができます。

色々な角度から差別化を考え、
それがビジネスモデルとしても明確となれば

WEB集客力のアップと同時に
リピート率・満足度のアップにもつながります。


いかがだったでしょうか?

「差別化」は、自社のアピールポイントであり、
これをしっかり考えて行くことが
閲覧者へのプレゼン力の高いホームページを作り出して行きます。

ホームページ集客やSEOは
コンテンツの作り込みがもっとも重要で大変で骨の折れる部分でもあります。

SEOホームページでは
ご依頼者と相談を重ねながら「差別化ポイント」「アピールポイント」を探り出し、
コンテンツ作成を時間をかけて行い、検索上位化できるウェブサイトを制作し続けています。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

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