SEOとは?SEO対策でホームページを検索上位化する方法
【著者】
SEOコンサルタント・ウェブデザイナー
SEOホームページ代表 占部圭吾
SEOとは?
SEOとは、
検索エンジン最適化(=Search Engine Optimization)のことで、
webページのコンテンツをユーザーが求めている有益な内容に改善すると同時に、
検索エンジンに正しく・高く評価してもらう対策を施すことで、
検索ランキングで上位表示して行くための対策を言います。
つまり、
- ユーザーにとって有益なコンテンツを提供する
- 検索エンジンに正しく・高く評価してもらうように対策する
- それを通じてホームページの検索順位を上げる
…これがSEOということになります。
従来のSEOは、「検索エンジンがプラス評価をするような対策とテクニック」
という認識・とらえ方であり、それで概ね間違いではなかったのですが、
いま求められているSEOは
「ユーザー(閲覧者)にとって、有益なコンテンツであること」が大前提となっています。
その上で、検索エンジンにしっかりと、その内容を評価してもらうように対策して行くことが必要であり、SEOの技術的なことを知らずに、対策を行わないと、
コンテンツが有益であっても、「検索順位が全く上がらない」状態になってっしまいます。
このページでは、2024年の最新のSEO対策について、
わかりやすく、実践的な内容を解説して行きます。
【もくじ】
SEOのメリット
SEOには、以下のメリットがあります。
SEO対策を「行うべき」理由(SEOのメリット)について、具体的に見て行きましょう。
多くの見込み客に見てもらえる
SEOの第一のメリットは、
「多くの見込み客に見てもらえる」ことです。
SEO対策によって検索順位が上がることで、多くの人にホームページを見てもらうことができます。
検索する時、わたしたちは、
検索結果の「1位」のサイトから順に閲覧して行くことが多いと思います。
たとえばあなたが、調布市で整体院を行っている場合、
「整体院 調布」と検索して上位に表示されていれば、当然、検索からクリックしてホームページを閲覧する人は増えます。
「整体院 調布」と検索する人とは、「調布市の整体院を探している人」が多いですので、
「見込み客」にホームページを見てもらえる、ということ。
Googleなどの「検索」は、人々が自ら情報を絞り込んで探す場所ですので
「見込み客」と「サービス提供者」のマッチングの場、ともいえます。
つまり、SEOで上位表示できれば、
より多くの見込み客にウェブサイトを見てもらうことができますので、競合に対して非常に優位になることができるわけです。
逆に言いますと、検索結果が「10位以下」ですと、
検索からホームページを見てくれる人は「ほとんどいない」状態になります。
SEOで上位化させることは、ビジネスにおいて「非常に重要」なのです。
コンバージョン率がアップする
SEOのメリットは、
「コンバージョン率がアップする」ことです。
コンバージョン率とは、そのホームページが目的とする成果が達成された割合のことです。
ホームページの目的(閲覧者に行ってほしい行動=コンバージョン)は、「お問合せ」「資料請求」「メルマガ登録」「来店」など様々あります。
コンバージョン率は、ユーザーの閲覧数(セッション数)に対するコンバージョンの率のことです。
SEOとコンバージョン率はどのような関係にあるのでしょうか?
検索で上位表示されているウェブページは
- ユーザーに信頼される
検索ユーザーは、
検索で上位表示されているホームページを「信頼できるサイト」とみなします。
Googleの検索エンジンシステムが評価しているわけですから、詐欺サイトは紛れ込む余地はないですし、コンテンツ内容も高く評価を受けていることを意味するからです。
- しっかり読んでもらえる
検索ユーザーは、検索1位などの上位サイトから順にサイトを読んで行きますので
上位表示されているほど「閲覧時間」が長くなる傾向があります。
SEOによって上位表示することで、
「サイトが信頼され」「長時間読み込んでもらえる」
⇒ コンバージョン率がアップすることになります。
コンバージョンは、ホームページの目的ですので
SEO対策は、売上アップにつながる、ということになります。
SEOは、努力が積みあがる
SEOのメリットは、「努力が積みあがる」ことです。
SEO対策の具体的な内容は後述いたしますが、
「コンテンツ作り込み」「内部対策」「ページエクスペリエンス対策」「外部対策」「更新・ページ追加」など、様々な施策を積み上げて行くことが必要になります。
つまり、SEO対策とは、ホームページを運営しながら、努力を積み上げること、ですので
SEO対策を継続することで、サイトが強化され、
特定のページが上位表示するだけでなく、あらゆるページが上位表示して行き、
いったん上位化すると、順位は下がりにくくなります。
会社の信頼度がUPする
SEOのメリットは、「会社の信頼度がUPする」ことです。
SEOで、検索結果で上位位に表示されると
ネット上の「一等地」に会社・店舗を持つのと同等の価値を持ちます。
多くの人の目に触れる機会が増えるだけでなく、
会社・事業者の「信頼性」「権威」が高まるのです。
検索エンジンは、SNSを含めたネット上の情報を集めて(オフライン情報も含む)、発信者の信頼性を確認したうえで検索順位を決めています。
評判の悪い会社や詐欺的なサイトを上位にしてしまうと、検索システムに対する人々の信頼が下がってしまいますので、検索エンジンは、ネット上の口コミを含めた広い情報を収集・評価して、信頼に足ると考えられる発信者・企業のサイトを上位に表示させています。
検索で上位化するとは、信頼性を認知された、ということであり、
SEOは、ブランディングを促進する効果も持っているのです。
SEOのデメリット
SEOの「デメリット」も確認しておきましょう。
SEOは、時間がかかる
SEOのデメリットの第一は、「時間がかかる」ことです。
SEO対策を積み上げるのも時間がかかりますし、
検索順位が上がるまでにも時間が必要となります。
「検索順位が上がるまでの時間」についてGoogleは
変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は4か月から1年かかります。(Google検索セントラル)
と言っています。
たとえば、新しくドメイン取得して、ホームページを新規に立ち上げる場合、
検索エンジンの評価は、まったくの「0」からスタートとなりますので、
「その会社は本当に存在するのか?」「詐欺サイトではないのか?」「社会的な評価はどうか?」などの情報を検索エンジンが収集して
「コンテンツ」「リンク」「更新頻度」「ユーザーの閲覧時間」など、様々な要素を集計して判断・ランキングして行きますので、それだけで、かなりの時間がかかるわけです。
「SEOホームページ」で新規サイトを制作する場合は、ご依頼者様に「上位化には、最短でも、4ヵ月~6か月はかかります」と、お伝えしております。
また、SEO対策そのものにも時間がかかります。
競合度の低いワードでは、比較的短時間で上位化できる場合も多いのですが、
難易度の高いワード・競合の激しい業種の場合は、
SEO対策時間も、上位化までにかかる時間も、長くなり、
1年~数年の時間を要することもあります。
結局、効果が得られないことも…
SEOのデメリットは、「効果が得られないこともある」ということです。
SEO対策を行ったが、「結局、効果が得られなかった…」というケースは、以下のような場合です。
- あまりに難易度の高いワード
たとえば、「ダイエット食品」「クレジットカード」などの超ビッグワードの場合、ここに参加している企業は、SEO対策・ホームページ制作に莫大な資金を投下していますので、まともに勝負しても勝ち目はありません。
競合度の高いワードでは、SEO戦略を細かく・具体的に練って行く必要があり、キーワード選定の見直しなど、戦略的な対策を行いましょう。
- 検索数が「ない」ワード
せっかく検索で1位になったとしても、そのワードで検索する人が「ほぼゼロ」である検索ワードでは、だれもそのページを見ることはありません。また、「見込み客でない人」が検索するワードで上位になっても、コンバージョンにはつながりません。キーワードの選定ミスがあると、努力が効果に結び付かないのです。
- HPが抱える決定的な欠陥
たとえば、ホームページの表示速度が「極端に遅い」場合や、SSL対応(通信の暗号化)がなされていない場合など、それが原因で検索順位が上がらないことがあります。どこに問題があるのか、しっかりと調査して改善する必要があります。
- コンテンツが弱い
検索エンジンの評価の中心は「コンテンツ」であり、「ユーザー満足度の高いコンテンツ」を提供することがまず第一に必要となります。
コンテンツが弱いままで、SEOタグ設定や内部対策、被リンク対策などに力を入れても、なかなか成果につながらない…ということになりがちです。
・・・・・
このように、SEO対策を行っても「効果につながらない」場合は、必ず原因があります。
SEOは、複合的にな対策で、様々なところをチェックして改善する必要がありますので、
このページでお伝えして行くSEO対策をしっかりと把握頂き、地道に改善を重ねて行きましょう。
突然順位が下がることがある
SEOのデメリットの3つ目は、
「突然順位が大きく下がることがある」ことです。
せっかくSEO対策を行って検索順位が上がったのに、突然ドンと順位が下がってしまうと大変です。
ですが、このようなことはしばしば起こっていることなのです。
ただし、ここにも必ず原因があり、SEOを正しく理解していれば避けることができます。
検索順位が突然下がってしまう原因は、
- ウェブサイトを「放置」
ホームページの制作後、「ほったらかし」で、ページ追加も、コンテンツのリニューアル・更新も「行わない」状態ですと、
ある日突然、検索順位がドンと下がります。
検索エンジンは、「常に新しい情報に更新しているサイト」を評価します。
情報のアップデートがないサイトは、「営業していないのでは」「古い情報のままということは、やる気がないのではないか」と考え、サイト評価を一定期間後にマイナスにします。
- 検索エンジンアルゴリズムのアップデート
検索エンジンの「アルゴリズム」とは、検索順位を決める計算要素のことで、日々更新され、時々大きな変更がなされます。
アルゴリズムの大きな変更を「アップデート」というのですが、これが行わると、検索順位が「上がる」サイトもあれば、大きく「下がる」サイトも出てきます。
- Googleに「スパム」サイトと評価されてしまう
スパムとは、不正な方法を使って検索エンジンを欺き、検索順位を引き上げようとする行為のことで、Googleは「スパムポリシー」を公表し、どのような行為が「スパム」となるか明示しています。
サイトが「スパムを行っている」と判断されると、サイトのあらゆるページの検索順位が急激に下がります。(多くは検索圏外へ)
どのような行為がスパムとなるのか、しっかりと把握して、知らず知らずのうちにスパム行為を行い、突然「検索順位が下がった」ということがないように、細心の注意を払いましょう。2024年3月にGoogleは「スパムポリシー」を変更し、
新たに「サイトの評判の不正使用」「期限切れのドメインの不正使用」「大量生成されたコンテンツの不正使用」をスパムとしました。
このように「スパム」の内容も時代の流れとともに変化して行きます。
⇒Googleスパムに関するポリシー
検索順位が突然下がってしまうということも、
必ず「原因」があり、対策方法も存在します。
まずは、Googleが「スパム」(不正行為)とみなしている作為的な対策を行わないこと。
そして、HPを放置せず、更新などをしっかりと行って行くことです。
検索エンジンのアルゴリズムアップデートについては、
Googleが「何を目指して」アップデートを繰り返しているのか、
その方向性・指向性を把握しておくことが重要です。
Googleが目指しているものは「検索ユーザーの最高の体験を提供すること」であり、
SEO対策の中に「ユーザーファースト」の考え方を取り入れて、
「ユーザー(閲覧者)が満足するコンテンツ」作成に力を入れ、
「グレーなSEO対策を行わない」ことを徹底すれば、アップデートで大きく順位が下がることはありません。
「SEOホームページ」で制作したウェブサイトは、この間の様々なアルゴリズムアップデートで順位が下がるどころか、むしろ上がって行く傾向が強いです。
これからのSEOの方向性をしっかり掴むことで、検索エンジンアップデートも自社サイトの味方につけることが可能になるのです。
・・・・・
【まとめ】
SEOのメリット・デメリットを見てきましたが、いかがだったでしょうか?
SEOは、「多くの見込み客に見てもらえるようになる」「コンバージョン率が上がる」「会社の信頼度が上がる」「努力が積みあがる」というメリットがあります。
一方で、「時間がかかる」「効果が得られないことがある」「順位が突然下がることがある」などのデメリットもありますが、
SEOの本質をしっかりと掴み、戦略的な対策を打でば、多くの場合、問題にはなりません。
私たちは今、「何か知りたいことがあるとき」「お店などを探したいとき」などに、インターネットを利用して、「自ら」調べます。
その中心にあるのが「検索システム」です。
ネットで集客を考えるとき、SEOは不可欠と言っていいでしょう。
とくに、中小企業・個人事業・地域型ビジネスでは、競合となるサイト数は100程度以下の場合が多く、SEOは効果を上げやすいと言えます。
店舗型・地域密着型・ニッチ分野のビジネスなどの場合は、これからご紹介して行きますSEO対策をしっかり行っていただき、集客できるホームページを運営してください。
検索順位が決まる仕組み
SEOで成果を上げて行くためには、「検索エンジン」によって検索順位が決まる仕組みと流れを理解しておく必要があります。
ウェブページの情報は、以下の流れで把握され、ランキングされてゆきます。
クローリング(巡回)
「クローリング」とは、検索エンジンがウェブページを巡回し、情報収集することです。
クローリング段階では、ネット上に新たに登場してくる膨大な情報群の中から、ウェブページを探し、発見し、情報把握を行います。
この際に、コンテンツはもちろん、メタタグ、リンク、画像、表示速度など様々な情報を把握します。
インデックス(データ化)
「インデックス」とは、検索エンジンがクローリングしたウェブページを、検索ランキングの候補としてデータ化し、分類・保管する工程。
クローリングされたすべてのページがインデックスされるわけではなく、検索エンジンに一定以上の評価を受けて、ランキング表示する可能性があるページだけがインデックスされます。
「クローリングされたもののインデックスされない」ということは多くあります。
ランキング(アルゴリズム)
検索エンジンにインデックス(データ保存)された情報を基に、検索されたワードに対して検索順位が表示されます。(ランキング)
ランキングする際に使われるものが「アルゴリズム」といわれる評価要素・シグナル・計算式です。
たとえば、「SEOとは」という検索ワードでの検索結果と、「SEOと検索エンジン」という検索ワードでの検索結果は違ったものになるわけですが、
検索ワードに対して最適なコンテンツを有していると判断されたウェブページから順にランキングされ、その際に使われるのが「アルゴリズム」ということになります。
SEO対策=Google対策
SEO対策は、基本的に「Google対策」と考えてよいでしょう。
検索エンジンの日本国内のシェアは以下の通りです。
(2022年)
検索エンジン | 日本国内シェア |
76.0% | |
Yahoo! | 16.2% |
Bing | 7.1% |
その他 | 0.5% |
Yahoo!Japanは、Google検索エンジンを使って検索結果を表示していますので、
Google検索エンジンの国内シェアは、実質92%ということになります。
「SEO対策」=「Google対策」と考えてよいわけの第一は、Google検索エンジンが国内でも、世界でも圧倒的な状態にあり、おそらく今後もこの状態が大きく変動することはないと考えられるからです。
そして、Google検索エンジンの仕組みが緻密で、先進性がありますので、Google対策を行うことで、基本的に他の検索エンジン対策もOKとなります。
ということで、ここから、Googleの検索順位決定の考え方・アルゴリズムを基に、対策内容などをご案内して行きます。
SEOと「アルゴリズム」アップデート
検索順位は、「クローリング」⇒「インデックス」⇒「ランキング」という流れで、検索ワードごとに決まって行くわけですが、ランキングの際に最も重要な役割を果たすのが「アルゴリズム」ということになります。
そして、アルゴリズムは、年々変化していて、大きな変更がされる際には「アップデート」という形でGoogleから発表されます。
つまり、SEOの対策内容は、検索エンジンアルゴリズムのアップデートとともに変化している、ということになります。
近年の重要なアルゴリズムのアップデートを確認しておきましょう。
- 「パンダ」アップデート(2011年)
「低品質のコンテンツページの検索順位を下げる」というアルゴリズムの大きな変化をもたらしたアップデートです。
これによりSEOは、コンテンツの重要性が認識されることになりました。
- 「ペンギン」アップデート(2012年)
有料で買われたリンクやリンク自動生成サイト登録などの、人為的なリンクを「スパム」(違反行為)としてペナルティーを課すようしたアップデート。
被リンクによるSEO対策の方法に、大きな変更が必要となりました。
- 「ベニス」アップデート(2014年)
検索者の位置情報を把握したうえで、最適の検索結果を表示するアップデート。
これにより、例えば「近くの中華料理屋」とスマホで検索した場合に、その人が今いる場所から割り出した、近くの中華料理店情報がランキング表示されるようになり、地域ビジネスのホームページSEOに大きなプラス効果が生じました。
- モバイルファーストインデックス(2018年)
検索エンジンのインデックスを、パソコン版の情報ではなく、スマホ版の情報を優先的に行うように変更されました。
SEOがモバイル情報中心になり、SEO対策もモバイルでのユーザビリティー(使いやすさ)などが強く意識されるようになりました。
- 「ヘルプフルコンテンツ」アップデート(2023年)
閲覧者のために書かれた、「独自性」「有用性」があるコンテンツを検索で上位表示する仕組みを取り入れたアップデートで、コンテンツ評価をAIが行う、という内容です。
また、「低品質コンテンツを大量に有するサイトの評価を下げる」ことが明示されましたので、粗製乱造で、低品質のページを大量に作成すると、サイトの評価が下がり、SEOにマイナスになって行きます。2024年3月に「ヘルプフルコンテンツアップデート」の内容が検索エンジンのコアアルゴリズムに導入され「ヘルプフルコンテンツシステム」として稼働しています。
- 「リンクスパム対策」アップデート(2023年)
「Googleのガイドラインに違反するリンク」や「低品質のリンク」をAIが検知して、リンク効果を無効化するアップデートです。
粗製乱造の低品質コンテンツのページからのリンクが無効化されますので、
SEOも、これまで以上に、1ページ1ページのコンテンツと、質の高いサイトからの被リンクが重要視されてゆくことになります。
このように、検索エンジンアルゴリズムのアップデートが繰り返され、検索エンジンが進化して行く中で、SEO対策の内容も大きく変わってきています。
数年前のSEOの考え方では、通用しなくなっていたり、場合によっては違反行為として、検索順位を下げてしまうこともあり得るのです。
では何故、Googleはアルゴリズムの「アップデート」を繰り返しているのでしょうか?
検索エンジン・SEOは、どこに向かっているのでしょうか?
「ユーザーファースト」「コンテンツファースト」の方向です。
つまり、「ユーザーが心から満足するコンテンツ・ウェブサイト」を上位表示させる…、
そのために、ランキングの精度を上げて、「順位を上げるためだけの小手先の対策」を排除する、ということです。
「ユーザーファースト」「コンテンツファースト」のこの流れをしっかり掴んでいれば、SEOで迷うことはなく、アップデートで順位が下がるということもありません。
SEOは、「ユーザーファースト」「コンテンツファースト」を徹底して考え、作り込むことで、効果が上がる、ということです。
SEO対策の全体像
それでは、2024年の最新のSEO対策についてご紹介して行きます。
まずは「SEOの全体像」を確認しておきましょう。
SEOを俯瞰的に全体像をつかんでおくことで、一つ一つの対策の意味がより深く理解でき、対策へのモチベーション・効果も上がって行くことになります。
SEO対策は大きく「コンテンツSEO」「内部対策」「外部対策」に分けることができます。
コンテンツSEO
- ユーザー満足度を第一に考える
- 検索意図を考える
- キーワード選定
- 網羅性
- 独自性
- E-E-A-T
内部対策
- 内部リンク対策
- タイトルタグ
- ディスクリプションタグ
- hタグ・alt属性
- モバイルフレンドリー
- 表示速度の改善
外部対策
- 被リンクの獲得
- SNS活用
- Googleビジネスプロフィール
- webサイト登録
- 情報提供サイト
- 事業提携・地域連携
この中で最も重要なのは「コンテンツSEO」です。
検索エンジンは、まず、「ユーザー満足度の高いコンテンツであるかどうか」を重視して評価するからです。
ただし、コンテンツが最高ものだから検索順位が上がるかというと、そうではなく、
「内部対策」「外部対策」をしっかり行わないと、検索順位は上がりません。
「コンテンツ制作」を中心に置きながら、「内部対策」「外部対策」を一つ一つ取組み・改善して行くことで、SEO効果が発揮されます。
それでは、具体的なSEO対策方法を見て行きましょう。
コンテンツSEO
SEO対策において、その中心となるのが「コンテンツ」制作です。
Googleは、コンテンツの重要性について以下のように言っています。
Google の自動ランキング システムは、検索エンジンでのランキングを上げることではなく、ユーザーにメリットをもたらすことを主な目的として作成された、有用で信頼できる情報を検索結果の上位に掲載できるように設計されています。
わたしたちが「SEO対策」といってイメージすることは、
検索エンジンという「ロボット」への対策…ではないでしょうか?
ロボットが高評価してくれるように「点数稼ぎをする」=SEO、というイメージです。
ですが、検索ランキングは
「ユーザーにメリットをもたらす、有用で信頼できる情報」を上位にするように設計されているのです。
つまり、「人」に対して最高のコンテンツを提供すること(ユーザーファースト)が、SEOにおいて非常に重要であり、
私たちは発想の転換が必要になっているのです。
コンテンツを作成したら、以下のことを自問自答するとよいかと思います。
- 検索して読んでくれたユーザーが「わかりやすかった」「ためになった」と、心から満足する内容ですか?
- 「ロボット」向けの、点数稼ぎばかり考えていませんか?
(文字数・キーワード出現率などの数字ばかりを考えていませんか?) - 他では読めない独自の情報・分析・具体例・体験エピソードなどが含まれていますか?
- 自分でも「ブックマークしたい」「人に伝えたい」と思える内容ですか?
なかなかハードルが高い…と感じられるかもしれませんが
「ユーザーのために」を常に念頭においてコンテンツを作成するようすれば、SEOに強いコンテンツに近づいて行きます。
SEOに強いコンテンツ作成の流れ
「ユーザー満足度の高い」「SEO効果の高い」コンテンツ制作の流れを見て行きましょう。
以下に「1.」~「7.」までの流れを示しますが、トップページのコンテンツの場合と、記事ページのコンテンツの場合では、重点を置くべきところが多少違いますますので、その点を考慮に入れながらお読みください。
1. キーワードを絞り込む
SEOは、まず「キーワード」を選定して、そのキーワードで上位化して行く対策を取って行きます。
キーワード選定においては、以下の2点を考えます。
- 検索ボリューム(検索数)は十分か?
- 「見込み客」が検索するワードか?
検索数がほとんど「ない」ワードで上位化しても意味がありませんので、「キーワードプランナー」などを使って、検索ボリュームを調査しましょう。
また、あなたのサービスや商品を探している「見込み客」の方が、検索するワードを選ぶようにしましょう。
メインのキーワードは、あなたの事業内容でよいでしょう。
(「整体」「防音工事」「スポーツジム」「脱毛サロン」…など)次に、事業エリアを考えて、複合ワードでの検索数などを見て行きます。
(「解体工事 東京」など)あなたの事業の特徴を加えた検索の組み合わせも考えてみましょう
(「横浜 脱毛 ニードル」「ホームページ制作 月額無料」など)
2. ユーザーの人物像(ペルソナ)を考える
SEOに強いコンテンツを作成するには、
「読んでくれる人」「あなたのサービスを必要としている人」の人物像(ペルソナといいます)を考え・想像し・その人に向けて文章を書いて行く必要があります。
- その人の年齢・性別・属性・指向性は?
たとえば、30代女性で会社員、美容に強い関心をもっていて、健康にも関心がある - その人が、自社サービスに求めているものは?
効果・費用・通いやすさ・営業時間・女性専用・会社の信頼性…など
「人物像」と「その人が求めているもの」が明確になってくると
コンテンツに書くべき内容・項目がはっきりしてきます。
3. ユーザーの「検索意図」を考える
たとえば、
「ホームページ制作会社 SEO」と検索する人と
「SEO対策 自分で」と検索する人では
検索の意図・読みたい内容が全く違います。
「このワードで検索する人は、何を求めているのだろう」
ということを考え、それに応えるコンテンツを書いて行きます。
また、検索意図を考えることで
「潜在顧客」の検索、「情報を集めたい人」の検索などがわかりますので、サイトのページ構成を考えるうえでも役立ちます。
4. 自社の強み・差別化ポイントを考える
SEOに強いコンテンツを作成するには、
「自社の強み」「差別化ポイント」(=USPといいます)を考えて文章を書いて行く必要があります。
- 自社サービス・商品の「強み」は?
たとえば、「料金が安い」「女性専門で安心」「初めての人でも使える」「通いやすい」…など - 自社サービス・商品の「弱点」は?
たとえば、「会社の知名度がない」「駅から遠い」「機能性で他社に劣る」…など - 他社との「差別化ポイント」は?
安さ勝負の競合他社が多い場合は、価格ではなく、別の差別化ポイント(ユーザーが必要としている別のポイント)を探しましょう。
「自社の強み」「差別化ポイント」(USP)が明確になってくると
コンテンツに書くべき内容・項目・アピールポイント・キャッチコピーなどがはっきりしてきます。
5. 「網羅性」と「独自性」
SEOに強いコンテンツを作成するには、
「網羅性」と「独自性」が非常に重要です。
●網羅性
「網羅性」とは、あるキーワードでコンテンツを作成するときに
そのページを読むユーザーの「関心事」に対して、「網羅的に」項目を立てて解説して行くことを言います。
たとえば「SEO対策」というキーワードのコンテンツであれば、
「SEOとは?」「SEOのメリット・デメリット」「SEOと検索エンジン」「コンテンツSEO」「内部対策」…のように、このトピックに対する回答となる内容を網羅して書いて行く、ということです。
ユーザーは、基本的なことを知りたい人から、すべての内容を深く知りたい人まで様々ですので、あらゆるユーザーに満足感を持っていただくように「網羅性」のあるコンテンツが大切であり、検索エンジンも、網羅的に情報を整理しているコンテンツを高く評価します。
●独自性
コンテンツの「独自性」は、これからのSEOを考える上でとても重要になって行きます。
なぜなら、対話型AIサービスである「ChatGPT」や「Bard」などが、模範的な回答をスラスラと出してくれる時代になって行くからです。
「どこにでもある情報」「平均的な内容」では、ユーザーの満足度は得られず、
そのページでしか読めない・深い洞察・経験に基づいた・ためになる内容がなければ、検索エンジンの評価は得られず、SEO効果が上がらない状況になって行くでしょう。
コンテンツ作成においては、
「このページには、独自の価値があり、それがユーザーの満足度を高めるものになっているのか?」を考えて行くことが大切です。
ある業種の検索トップから順にサイトを見て行きますと「似たり寄ったり」な内容のものが続いたりしていますが、これは、「真似る」ことで上位表示ができるという勘違いから起こっています。
これからのSEOを考えるとき、他のサイトにはない、ユーザーが求めている「独自の」付加価値がある内容は何か?を考えて掲載して行くことがとても重要です。
たとえば、「お客様の生の声」「お客様のお悩み解決コーナー」「サービス実例」など、より具体的で「それが聞きたかった」と思ってもらえる内容を考えて行きましょう。
6. わかりやすさ・よみやすさを工夫する
SEOに強いコンテンツを作成するには、
「わかりやすい」「よみやすい」工夫がとても重要です。
いくら書かれている内容がよくても、「文字が小さくて読みずらい」「デザインに邪魔されて見ずらい」「改行もない文字がズラズラ書かれている」…という感じでは、ユーザーに読んでもらえず、閲覧時間(平均エンゲージメント時間)が伸びず、検索エンジンの評価の高まりません。
「ユーザーとって読みやすい」ことは、満足度を高めることにつながり、SEO上、とても有効な対策なのです。
コンテンツを作るときに、以下の内容の改善を行うようにしましょう。
- わかりやすい文章
できるだけ、サッと読んで理解できる、簡潔な文章にしましょう。 - 文字の大きさ・改行・太字
読みやすい文字の大きさ(16px以上)で、改行や太字・下線などをいれて、読みやすくする工夫をしましょう。 - 読みやすいデザイン・レイアウト
ユーザーの読みやすさを第一に考えてデザイン・レイアウトを組みましょう。 - 画像・図表を入れる
内容の理解を助けるために「画像」や「図表」を入れてイメージしながら読んでもらえるようにしましょう。動画を入れるのも検討するとよいかもしれません。
7. 「ブラッシュアップ」と「最新情報」
SEOに強いコンテンツにするには、1回書いて終了ではなく、
何度も見直して、内容をブラッシュアップ・更新を行い、
正確性をチェックすると同時に、最新情報に書き換えることが必要です。
- 定期的にコンテンツをブラッシュアップする
- 最新情報を入れる
- 正確性をチェックする
検索エンジンは、情報が更新されているウェブページを高く評価します。
トップページには「お知らせ」欄を入れて、適宜書き入れる形を作っても良いかもしれません。
E-E-A-T
SEOに強いwebサイト・コンテンツを作って行くには、
Googleのコンテンツ品質評価ガイドラインの重要指標である「E-E-A-T」について理解して、実際にコンテンツ制作に活かして行く必要があります。
E-E-A-Tとは、以下の4つです。
- Experience(エクスペリエンス・経験)
コンテンツが実際の経験・体験に基づくものであること - Expertise(専門性)
コンテンツが専門的知識に裏打ちされており、正確なものであること - Authoritativeness(権威性)
著者やサイト運営者が、専門性が高い・または専門家であること - Trust(信頼性)
有害な内容がなく、ユーザーの個人情報を守る仕組みがあり、運営者が人々に信頼されれていること
例えばスキューバダイビングの記事を読むとき、ネットで情報を集めてまとめただけの記事より、ダイビングのプロや愛好者が書いたコンテンツの方が、読みごたえがあり、信頼できる情報と言えます。
また、何らかの法律問題の記事でも、その問題について専門的に弁護している弁護士や研究者が書いたものが、正確で、様々なケースでの深い情報があり、間違った内容が書かれることは少ないでしょう。
Googleは、検索ランキングをおこなうにあたって、「情報が正しく」「人々に役立つ」コンテンツであるかの評価を重視して、E-E-A-Tというガイドラインを提示しているわけです。
SEO対策を考えるときに、コンテンツのE-E-A-Tは、
今後ますます重要になって行くと考えられます。
E-E-A-Tに関連するものとして「YMYL」分野、というものがあります。
YMYL(Your Money Your Life)とは、人々の生活や人生において重要な影響を与える分野ということで、「健康」「医薬品」「投資」「税金」「住宅投資」「法律・裁判」「損害賠償」「宗教・人種などの社会問題」などがあります。
YMYL分野のコンテンツは、特にE-E-A-Tが重視され、「正確性」「専門性」などが高いと判断されないと検索で上位表示できなくなっています。
では、E-E-A-Tをふまえた、SEOに強いコンテンツを作成して行くための具体的な対策を見て行きましょう。
●サイトのテーマを絞る
1つのサイトに、分野の違う様々な情報が混在していますと、検索エンジンは、「このサイトは何が専門?」と疑念を持ちます。
「1サイト1テーマ」を原則として、サイトの専門性を打ち出して行きましょう。
多様な分野を扱う会社の場合は、分野ごとに別の「ドメイン」を取得して、別サイトとして運営することを進めします。
●体験・経験を盛り込む
コンテンツに、実際の体験や経験による内容を盛り込むようにしましょう。
事業者のサイトであれば、実際に直面したお客様の困りごなどのケーススタディーや事例などを入れて行くとよいでしょう。コンテンツに「独自性」が生まれて、SEOに強いコンテンツとなります。
●専門性を明示する
許認可や資格が必要な事業サイトの場合は、「許認可番号」や「登録番号」「所属」などを明示しましょう。
サイト内に、住所や電話番号を表示することも信頼性において必須です。
●著者情報を入れる
そのコンテンツを誰が書いたかを示すことで、コンテンツの権威性が担保されます。
著者名・監修者名を明示して、できるだけ経歴・資格等を書き入れるとよいです。(特にYMYL分野では重要です)
趣味等のサイトでも、「○○歴何年」などの略歴を入れるとよいです。
●調査と正確性
コンテンツに誤りや不備がないか、慎重にチェックして、最新情報を書いて行きます。
また、出来るだけ調査して、データを表示する際は、出所を明示しましょう。
〈コンテンツSEO・まとめ〉
SEO対策において、コンテンツの重要性は、これからますます高まって行くことになるでしょう。
直近のGoogle検索エンジンのアップデートを見ても、
コンテンツの品質・独自性などについて、より精度の高いコンテンツ評価が実現されてきており、
ユーザー満足度の高いコンテンツページが、上位にランキングされる傾向が増しています。
「キーワードの選定」「ユーザーの満足度を第一に考えたコンテンツ」「E-E-A-Tをふまえた対策」など、これまで見ていただいた内容の一つ一つを実践していただき、
SEOに強いホームページに仕上げてください。
SEO・内部対策
SEO「内部対策」とは、サイト内の構造・仕組みなどを改善することで、検索エンジンの評価を高めるための対策を言います。
内部対策は様々な要素・内容がありますが、ここでは「メタタグ設定」「内部リンク」「ページエクスペリエンス対策」に分けて説明して行きます。
イメージとしては、以下のようになります。
- メタタグ設定
タイトルタグ、ディスクリプションタグ、hタグなどを設置することで、検索エンジンにページ内容を正しく伝える設定です。
SEO効果がありますので、適切に設置して行きましょう。
- 内部リンク
サイト内のページ同士をリンクで結合することにより、ユーザーと検索エンジンが関連ページを見つけやすくなります。
リンクによるページの結合とリンクの集中はSEO効果を高めます。
- ページエクスペリエンス対策
ユーザーがウェブページを閲覧する際の環境が最適化されていることを検索エンジンは非常に重視しています。
ページエクスペリエンス対策をすることで、ユーザー満足度を上げると同時に、SEOにプラス効果をもたらします。
内部対策の各対策は関連していて、相互に効果を高めて行きますし、
コンテンツSEO(E-E-A-T)や外部対策における被リンク獲得などにもプラスの効果をもたらします。
それでは、具体的に対策内容を見て行きましょう。
メタタグの設定
SEO対策において「メタタグの設定」は非常に重要で、
タグ設定の効果的な方法を理解したうえで設定して行くことで、検索エンジンにページの意図を伝えることができます。
検索結果で上位表示したいキーワードを適切な形で入れ、タグ設定して行くことが大切です。
SEOで重要なメタタグには、タイトルタグ、ディスクリプションタグ、hタグ、alt属性 などがあります。
タイトルタグ
「タイトルタグ」(titleタグ)は、そのページのタイトルを検索エンジンに伝えるメタタグであり、SEOにおいて最も重要なタグ設定と言えます。
SEO効果を上げるタイトルタグ設定のコツは以下の通りです。
- 検索で上位化したいキーワードを入れる
- 重要キーワードから順に入れる
- 全体の文字数は、全角35字以内にするとよい
- ページ毎に、タイトルタグを変える
- キーワードの繰り返しは2回まで
3回以上同じキーワードを入れ込むと、検索エンジンがそのタイトルタグを無視して、検索エンジンが適当なタイトルタグを設置します。
タイトルタグの記述方法は↓
<title>サイトのタイトル</title>
ディスクリプションタグ
「ディスクリプションタグ」は、そのページの説明文で、検索結果に表示され、検索ユーザーがクリックするかどうかに影響しますし、検索エンジンも補助的な要素として考慮しますので、必ず、よく考えて説明文を作り、設置しましょう。
SEO効果を上げるディスクリプションタグ設定のコツは以下の通りです。
- そのページのキーワードを入れる
- 関連ワードも適宜入れて行く
- 文字数は「110字」程度が望ましい
- キーワードを繰り返しても大丈夫
ただし、不自然なキーワードの繰り返しなどは止めるようにしましょう。人が読んで自然な文章・魅力的だと感じられる文章を考えましょう。 - ページ毎に内容を考えて設定しましょう
ディスクリプションタグの記述方法は↓
<meta name="description" content="ここに説明文を書く">
hタグ(見出しタグ)
「hタグ」は、そのページの見出しを検索エンジンに伝えるタグです。
一定のまとまりのある文章なら、「大見出し」「中見出し」「小見出し」の形でまとまっていると読みやすいですが、
webページも同様で、「大見出し(h1タグ)」「中見出し(h2タグ)」「小見出し(h3タグ)」の形式にすることで、ユーザーも、検索エンジンも、そのページに書かれていることが理解しやすくなり、SEOに有効ですので、必ず入れるようにしましょう。
SEO効果を上げるhタグ設定のコツは以下の通りです。
- 大見出し(h1タグ)は、1ページに1つ
- 中見出し(h2タグ)は、文章の長さ等により、いくつでもOK
- 中見出し(h2タグ)の中に小見出し(h3タグ)を入れる
- キーワードを適宜入れる
- ユーザーの利便性・理解しやすさを考える
ディスクリプションタグの記述方法は↓
<h1>大見出しを記述</h1>
<h2>中見出しを記述</h2>
<h3>小見出しを記述</h3>
alt属性
「alt属性」は、webページに表示されている「画像」の意味を検索エンジンに伝えるテキスト情報です。
検索エンジンは、画像が表示されていても、その意味を理解することができませんので、「この画像は○○についてのものです」と伝える必要があり、こまめにalt属性を設定することはSEOにプラス効果があります。
alt属性の記述方法は↓
<img src=”abcd.png” alt=”画像の説明を入れる”>
【その他のメタタグ】
「キーワードタグ」は、そのページのキーワードをカンマ(,)で区切って、検索エンジンに伝えるタグとされてきましたが、現在では、検索エンジンは、キーワードタグ情報をデータ化せず、無視する形になっています。(キーワードタグを使った不正が広がってしまったため)
ですので、キーワードタグを設定しても、SEOには無効ですので、設定する必要はありません。
「noindexタグ」は、検索エンジンに「検索結果に表示しないでください」と伝えるタグです。これを設定すると、クローリングはしますが、インデックスしませんので、検索結果に表示されることはありません。
検索結果にランキング表示したいページには設定しないようにしてください。
内部リンク
SEO対策「内部リンク」とは、ウェブサイト内のページ同士をリンクで結合することです。
内部リンクは、
SEO対策の中でも基本的な施策の1つです。
内部リンクを効果的に行うことで、ホームページに対する検索エンジンの評価を高め、検索結果の上位表示を実現することができますので、ぜひ進めていってください。
内部リンクのイメージ図
- 関連するページにリンクをはります。
- サイト内のページ同士が、密にリンクでつながることで、SEO効果も高まります。
内部リンクのメリット
- ユーザーの利便性が上がる
ページ同士が、適切で・見つけやすい形でリンクで結合(内部リンク)していることにより、
ユーザーがサイト内の必要な情報を探しやすくなり、
ユーザー満足度が上がり、サイトの滞在時間が伸び、SEOにプラス効果をもたらします。
- 検索エンジンがページを見つけやすくなる
検索エンジンは、リンクを辿っていきながらサイトを巡回して行きますので、
適切なリンク設定によって、ページをもれなくクローリンクしやすくなり、ページ間の関連性・サイト構造やコンテンツの理解が進み、SEOにプラスの効果をもたらします。
効果的な内部リンクの方法
●関連するページにリンクする
ユーザーが情報を集めやすくなるように、
そのページと関連するページをリンクで紹介して行きましょう。
グローバルナビやフッターだけにリンクをはっているサイトが多いですが、これだけではSEO内部リンクとしては弱いです。
各ページ内から、各ページのコンテンツ内やコンテンツの下に、関連ページへのリンクをはって行きましょう。
●アンカーテキストを使用する
アンカーテキストは、テキスト形式のリンクです。
出来るだけ簡潔に書き、
リンク先のコンテンツ内容と一致したものにしてください。
●重要なページにリンクを集中させる
重要なページにリンクを集中させることで、そのページ対しての検索エンジンの評価が高まり、SEOにプラスとなります。
●ページ上部・フッター・サイドバーに設置
ページ上部(グローバルナビ)、
ページ下部(フッターナビ)、
ページコンテンツの横(サイドナビ)
にリンク部分を表示することで、
ユーザーの目に留まりやすく・使いやすくなりります。
●パンくずリスト
「パンくずリスト」とは、ユーザーが見ているページが、サイト内のどの場所にあるのかを示すリンク表示です。(通常、ページの上部に置かれます)
上図の赤く囲ってあるところが「パンくずリスト」です。
これを設置することで、ユーザーが視覚的にサイト全体を把握でき、
リンクの集中効果と、検索エンジンの巡回促進で、SEO効果が高まります。
・・・・・
サイト内に存在する各ページが、孤立して存在する形ですと、サイト全体のSEO効果は高まって行きません。
内部リンクをしっかり設定して行くことで、ページ同士が相乗効果的に力を生み出し、
サイト全体の・各ページのSEO力が増しますので、内部リンク対策はしっかり行うようにしましょう。
ページエクスペリエンス対策
SEOと「ページエクスペリエンス」には密接な関係があります。
ページエクスペリエンスとは、ホームページを閲覧した際の「ユーザー体験」に関する指標です。
ユーザーが「読みやすい」「満足する」閲覧環境を提供するための対策を「ページエクスペリエンス対策」といいます。
Googleの検索エンジンは、検索ランキングを決める上で「ページエクスペリエンス」を重視していますので、この改善対策は、検索での上位表示にとても重要です。
Google検索エンジンは、2021年から「ページエクスペリエンスシグナル」を導入し、「ページ表示速度」「モバイルフレンドリー」などが、検索結果に反映されるようになっていますので、SEO内部対策においても非常に重要な内容となります。
SEO対策を進めて行く上で重要となるページエクスペリエンス対策は、以下となります。
- ページ表示速度
Webページの読み込み速度が速いほど、ユーザーの満足度が高まります。
- モバイルフレンドリー
スマホなどのモバイル端末での閲覧環境を良好にすることで、ユーザーの満足度が高まります。
- ユーザーの安全性
ホームページを閲覧した際の安全性(個人情報を守る仕組みなど)が確保されれていることは、必須の条件となります。
では、具体的に対策方法・テスト方法などを見て行きましょう。
読み込み速度
ホームページを閲覧しようとしてクリック等をした時に「なかなか表示されない…」ということでは、ユーザーの満足度が下がるばかりか、ページを開かずに離脱してしまうことになります。
ページの読み込み速度・表示速度は、SEOに関係する重要な要素ですので、
自分のサイトの表示速度をチェックし、改善が必要か確かめてください。
チェック方法は、Googleが提供している「PageSpeed Insights」を使います。
↓
使い方は、テストしたいページのURLを入力して、「分析」ボタンをクリックするだけです。
たとえば、↓のように結果が表示されます。
パフォーマンスに表示された数字がチェックポイントです。
この数字が高ければ高いほどSEOに有利というわけではありません。
Googleは「読み込み速度が極端に遅い場合」に検索結果に影響すると言っていますので、おおむね数字が「30」以上あれば問題ないでしょう。
それ以下の数字の場合は、対策が必要になります。
(改善内容は、パフォーマンス数値の下に表示されています。)
また、以下のポイントをチェックして、改善して下さい。
- 動画のサイズ
スマホ撮影の画像をそのまま表示するなど、ファイルサイズが大きな画像を多く表示していると表示速度が下がります。
スマホ表示の場合は、横幅350px程度にするなど、縮小して表示しましょう。
- 不要なコードを削除
不要なCSSやJavaScriptは、ページの読み込み速度を遅くします。不要なコードを削除しましょう。
- 外部サイトからの読み込みを止める
外部サイトで表示されている動画・フォント・図表などを読み込み表示していると、表示速度が大きく下がる原因となります。
モバイルフレンドリー
「モバイルフレンドリー」とは、
スマホなどのモバイル端末で閲覧したときに良好な環境であるかという指標です。
Google検索エンジンは、2015年に「モバイルフレンドリーアップデート」を行い、検索順位決定の要素となっていますので、SEOに非常に重要です。
モバイル対応に関する検索エンジンアップデートの主なものは、以下のとおりです。
開始月 | アップデート名(内容) |
2015年4月~ | モバイルフレンドリーアップデート モバイルデバイスで快適に閲覧できるサイトが検索結果の上位に表示 |
2021年6月~ | Page Experienceアップデート ユーザー体験に優れたサイトが検索結果の上位に |
2023年12月~ | モバイルフレンドリーテスト終了 ページエクスペリエンスの一部として検索エンジンアルゴリズムに組込 |
具体的には以下の内容で、
モバイルデバイスで快適に閲覧できるサイトを作成することが必要です。
- Viewportの設定を正しく行う
スマホやタブレットなどのモバイル端末で閲覧したときに、画面からのはみ出しがないこと - テキストサイズを適切にする
スマホで「読みやすい」フォントサイズ。16px以上で表示しましょう - 画像サイズを適切にする
画像が、モバイル端末からはみ出していないこと - ボタンやリンクのサイズや配置を適切にする
リンクボタンなどがタップしやすい間隔と大きさに設定する - フォームの入力欄のサイズや配置を適切にする
メールフォームなどがスマホなどから簡単に入力・送信できること - 動画や音声の再生を適切にする
音声などの開始を、ユーザーがコントロールできること - スクロールバーの表示を適切にする
スクロールバーが常に表示され、操作しやすいこと
自分のサイトが「モバイルフレンドリーかどうか」をチェックして、改善点があればすみやかに改善しましょう。
チェックは、Googleが提供している「PageSpeed Insights」を使います。
↓
PageSpeed Insights
使い方は、↑を開いて、
テストしたいページのURLを入力して、「分析」ボタンをクリックするだけです。
たとえば、↓のように結果が表示されます。
表示された結果の「SEO」のところが70以上あればOKと判断できます。
「SEO」のところをクリックすると「スマホ対応」と書かれている下に、改善すべき内容が表示されます。
「サーチコンソール」設定している方は、管理画面を開いて、
左側の「ページエクスペリエンス」をクリックし、モバイルのところが「良好」と表示されていれば、OKです。
・・・・・
【SEOとスマホ対応デザイン】
ホームページのスマホ対応デザインは、今では必須となっていますので、ほとんどのウェブサイトがスマホ対応はしていると思います。
(もし、スマホ非対応の場合は、SEOに致命的なマイナスとなります。)
ただし、スマホ対応といっても、「別々のURL方式」「動的配信方式」「レスポンシブデザイン」の3つの方法があります。
これから新たにホームページ制作をお考えの場合は、
「レスポンシブデザイン」で制作することをおすすめします。
レスポンシブデザインは、Googleが推奨し、SEOに強いスマホ対応デザイン(マルチデバイス対応デザイン)です。
安全性(SSL対応)
SEO対策を考える上で、「ユーザーの安全性」確保を考えることは、基本中の基本となります。
ホームページを閲覧したときに、ユーザーの個人情報が漏洩したり、ウィルスにPC・スマホが感染したりすることを「防止」することは、「ユーザーの満足度」以前の問題だからです。
ユーザーの安全性を高めるために必須となるのが「SSL対応(HTTPS)」です。
SSL対応とは、「ホームページを置いているサーバー」と「閲覧者のブラウザ」の間で行われる通信(情報のやり取り)を暗号化する仕組み(プロトコル)です。
SSL対応により、悪意ある第三者による「傍受」「改ざん」を防止する能力が高まり、個人情報の詐取やサイトにウィルスを仕込むなどを防御する体制を持つことができ、安全性を高めることができます。
SEO対策としても基本中の基本となりますので、SSL対応は、必ず行うようにしましょう。
SSL対応をしているホームページのURLは「https」で始まります。
非対応サイトは「http」で始まるURLとなります。サーバーを自社で管理している場合は、エックスサーバーなどでは「無料」で、簡単に、SSL対応を行うことができます。
インタースティシャルを表示しない
「インタースティシャル」とは、ホームページを閲覧しようとしたときに、広告などがポップアップ表示され、コンテンツを見えない状態にしてしまう・覆ってしまう仕組みです。
ユーザー体験を損なうインタースティシャル広告の表示は、SEOにおいてマイナスの評価を受けることになりますので、表示は避けるようにしましょう。
Googleは、2021年からモバイル表示でのインタースティシャル評価を導入し、2023年からパソコン版でも導入しています。評価内容は、ユーザーの満足度・操作性などを下げるかどうかであり、SEO対策上、考慮しなければならい項目となっています。
その他、「あまりに多すぎる広告」などで、コンテンツが読みずらい場合、
本文がどこで、広告がどれなのかわからないような煩雑なウェブページの場合は、
ユーザー満足度の判定・SEOにおいてでマイナスの評価を受けることがありますので、広告の設置は十分注意して配置するようにしましょう。
〈SEO内部対策・まとめ〉
SEO「内部対策」について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
「メタタグの設定」は、検索エンジンにページ内容を正しく伝えるための対策であり、
「内部リンク」「ページエクスペリエンス対策」は、ユーザーの満足度を上げると同時に、検索エンジン評価を上げて行くための対策となります。
「内部対策」は、一つ一つがとても重要ですので、漏れがないように、何度か読み返していただいて、SEOに強いホームページに仕上げていってください。
SEO・外部対策
SEO「外部対策」とは、
外部サイトから「被リンク」を受けたり、他のウェブサイト・サービスなどを活用することで、自社サイトのSEO評価を高めて、検索順位を上げて行く対策です。
「外部対策」の中心は、他サイトからリンクが貼られる「被リンク」獲得が中心ですが、
SNS活用、Googleビジネスプロフィール活用も効果があります。
外部対策をしっかり行うことで、SEO効果が上がって行き、検索順位もそれに応じて上昇して行きますので、ぜひ、以下の内容をお読みいただき、効果的な対策を行ってください。
被リンク対策
SEO外部対策の中心となるのが「被リンク」の獲得です。
被リンクとは、他のウェブサイトから貼られるリンクのことで、
Googleは、サイトの検索ランキングにおいて「民主主義は機能する」と言い、
リンクを、他サイトからの「投票」と解釈して評価することを明示しています。
ですので、被リンクを多く獲得することは、
SEO対策において非常に大きなウェートを持ちます。
「効果の高い被リンク」と「無効となるリンク」
他サイトからリンクを受ければ、すべて同等の効果があるというわけではありません。
まずは、「効果の高い被リンク」「小さなプラス効果のある被リンク」「無効となる被リンク」がありますので、まずは、それぞれ確認して行きましょう。
【効果の高い被リンク】
- ネット上の評価の高いサイトからの被リンク
多くの被リンクを集めているサイトは、検索エンジンから高評価を受けていますので、このようなサイトからリンクを貼ってもらえると、高い被リンク効果が得られます。 - 権威のあるサイトからの被リンク
地方自治体、業界団体等、社会的に権威のあるサイトからの被リンクは効果的です。 - 関連性の高いサイトからの被リンク
「同じ業種」「同じ地域」などの他社サイトからの被リンクは効果的です。
【無効となる被リンク】
- 無料ブログのコメント欄などからのリンク
無料ブログのコメント欄などには「nofollow(ノーフォロー)タグ」タグが貼られていますので、リンク効果はありません。
(nofollowタグとは、検索エンジンにリンク効果を無効にするよう指定するタグ)
- 「質の低いコンテンツページ」からの被リンク
Google検索エンジンの「リンクスパム対策アップデート」(2023年~)によって、ユーザー満足度の低いコンテンツページから貼られたリンクは「無効化」されています。
「質の低いページを大量生産して、リンクを貼る」という被リンク対策は、現在は効果がありません。
SEO効果の高い被リンク対策
それでは、効果の高い被リンクを受けるための具体的な対策を見て行きましょう。
●ユーザー満足度が高いコンテンツを作成する
効果が高い被リンクを受けてSEO効果を上げて行くための最も重要な施策は、
「ユーザー満足度が高いコンテンツ」を作成して行くことです。
「この内容はすばらしい」「このデータを共有したい」…等、閲覧した人の支持を受ける形のリンク(ナチュラルリンク)は、強力であり、継続性があります。
「ユーザー満足度が高いコンテンツ」を作成する方法・ヒントは、
このページの『SEOに強いコンテンツ作成の流れ』『E-E-A-T』のところに書かせていただいておりますので、ご参照ください。
●事業提携先と相互リンクする
ビジネスを行ってゆく上で、関連会社や地域の事業者と提携関係を拡げる事があると思います。
ビジネスの提携関係を、ネット上でも「リンク」という形で表現すれば、有効な被リンクとなり、お互いにメリットが拡大します。
SEOだけを目的とした大量の相互リンクを行うことは、Googleのリンクポリシー違反として「スパム」(違反行為)とされることがありますが、実際の提携関係に裏付けられた相互リンクは問題がありません。
地域ビジネスの場合は、地域の様々な事業者と提携することで、ビジネス自体が広がって行くでしょう。
ネット上でもリンクという形で協力し合うことは、とても大切です。
●SNSで発信する
よいコンテンツが書けましたら、SNSで発信して記事ページを紹介するなどで、出来るだけ多くの人に見てもらえるようにしましょう。
まず、多くの人の目に触れ、読んでもらうことで、被リンクを得る機会も増えて行きます。
SNSに表示するリンク・URLなどはnofollowタグが設定されますので、直接のリンク効果はありませんが、
ネット上で言及されることを「サイテーション」といい、一定のSEO効果があると言われています。
また、著者情報や企業情報が、SNSを通じてネット上に頻繁に登場することで「E-E-A-T」の「信頼性」を高める効果があり、SEOにプラスの効果が期待できます。
Googleビジネスプロフィールの活用
SEO外部対策として、ぜひ活用いただきたいのが、Googleが提供するビジネス情報ツール「ビジネスプロフィール」(旧Googleマイビジネス)です。
ビジネスプロフィールの活用は、2つのメリットがあります。
- 「ローカルパック」に表示される可能性がある
- SEO対策にもプラスの効果がある
地域名を含んだ検索(「地域名+サービス名」)での結果表示を見てみましょう。
「横浜駅 喫茶店」で検索した結果↓
このように地域名を含んだ検索での結果表示では、
「ローカルパック」(3つの店舗・事業者とマップ)と
「自然検索枠」(SEOで上位表示を目指す検索結果)が
表示されます。
- 「ローカルパック」には、3つの店舗・事業者が表示され、右側にマップ(地図)とマーカー(店舗等の場所)が表示されます。
ここに表示されるための対策を「MEO」(「ローカルSEO」)と言い、Googleビジネスプロフィールの情報を基に表示されます。
- 「自然検索枠」で表示されるのは、ここまでずっとお伝えしてきました「SEO対策」を反映した検索結果です。
Googleビジネスプロフィールを活用することで
「ローカルパック」での表示、「自然検索枠」での表示(=SEO)の両方にプラスの効果があります。
【Googleビジネスプロフィール活用の効果】
●「ローカルパック」に表示される
「ローカルパック」は、Googleビジネスプロフィールの情報を基に表示されますので、登録し、活用して行くことで、表示される可能性が高まります。
特に、地域密着型のビジネスを行っている場合では、この登録・活用は必須と言えます。
●SEOにプラスの効果
Googleビジネスプロフィールに企業情報を入れて、営業時間等の最新情報に更新して行くなどの活用を通じて、Googleに企業情報・最新の活動情報を伝えることができます。
また、ビジネスプロフィールに集まる「口コミ」などを通じて、事業者の「信頼性」(E-E-A-T)を高める効果を持ち、SEOにプラスに作用します。
【Googleビジネスプロフィールの活用方法】
1. 登録
まず、Googleビジネスプロフィールに「登録」します。(すでに登録済の方は不要)
「無料」で登録し、利用することができます。
登録は、ホームページを管理する「グーグルアカウント」にログインして、
ビジネスプロフィールの登録を進めてください。
↓
Googleビジネスプロフィール
2. 情報入力
会社・事業者の基本情報を入力して行きます。
事業者名(会社名・店名)、住所、電話番号、営業時間、定休日、ウェブサイト(URL)、ビジネス情報などを正確に記入して行きます。
写真投稿、Q&A、ビジネスカテゴリ選択、商品・サービス内容の説明など、いろいろ入力できますので、できるだけ多くの情報を入れて行きましょう。
Googleビジネスプロフィール管理画面
3. 最新情報・口コミ
- 最新情報
営業時間を変更する日があるときなど、細かく最新情報に書き換えましょう。
こまめに最新情報を開示して行くことが、MEO・SEO評価を高める秘訣です。
- 口コミ
利用者・ユーザーの口コミ(評価点)は、SEOにも関係してくる重要要素です。
できるだけたくさんの口コミをいただく対策を行い、返信を書き、ネガティブな評価がついたときは、より丁寧に返信すると同時に、自社が取り組むべきポイントを指摘していただいたととらえて、改善して行きましょう。
(お客様目線で改善を繰り返すことが、SEO・ビジネスの根幹です)
〈SEO外部対策・まとめ〉
SEO「外部対策」について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
「被リンク」獲得は、SEO対策として非常に大きな影響があるため、様々な「グレー」な方法がネット上にも書かれていると思います。
ただし、検索エンジンは進化を続け、検索順位を上げることだけを目的とした被リンクの獲得は「無効」化され、「スパム」評価されてしまうこともあります。
SEOにおいても、ビジネス自体においても、「ユーザーの満足度を上げる」というということが基本であり、コンテンツ・事業をお客様目線で改善を繰り返すことが、被リンク獲得・SEO外部対策で大きな成果を上げる最大の秘訣となります。
SEOに強い・上位表示するホームページ制作のために
SEOに強い
ホームページ制作
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
SEO対策には「コンテンツSEO」「内部対策」(メタタグ設定・内部リンク・ページエクスペリエンス)「外部対策」(被リンクなど)の3つが必要であることをご説明し、具体的な方法もお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ご自分の会社サイトが検索結果で満足できる状態でないときは、ぜひ、一つ一つ確認いただき、改善していってください。
そして、これからホームページを新たに制作することをお考えのときや、リニューアルを検討されているときは、これらの内容をすべてふまえた上で、SEOに強いホームページを制作する事業者を探すことが決定的に重要となります。
ここからは、私たち「SEOホームページ」がどのようにSEOに強いホームページを制作しているかについてご紹介して行きます。
「SEOホームページ」の
ホームページ制作
+SEO対策の流れ
1.SEOに強いコンテンツを制作する
①事前調査⇒SEO戦略
まず、キーワード調査・競合サイト調査などを行い、「どのキーワードで上位化を目指すのか?」…SEO・集客の戦略を立てて行きます。
ホームページ制作での集客の成否を分ける重要な部分であり、ご依頼者様に調査結果をお知らせしまして、一緒に決定して行きます。
②USP⇒HP構成
ヒアリングや制作シートなどにより、自社の「強み」「アピールポイント」などを整理し、ホームページの構成を考えます。
③SEOに強いコンテンツ作成
SEOに強いホームページを制作する上で最も重要な部分が「コンテンツ制作」です。
ほとんどのHP制作会社が、SEOに強いコンテンツ作成が「できない」「やらない」形で、これが、検索で上位化できない「最大の」原因となります。
私たち「SEOホームページ」が検索上位化の実績を上げている理由は、
SEOに強いコンテンツ作成の支援にあります。
2.SEO/内部対策
①SEOタグ設定
「タイトルタグ」「ディスクリプションタグ」「hタグ」「alt属性」などのメタタグ設定を、SEOに強い・狙ったキーワードで上位化できる精度で設定して行きます。
②内部リンク
「パンくずリスト」をはじめとするページ間の適切で、ユーザー満足度を高める「内部リンク」で、SEO強化して行きます。
③ページエクスペリエンス対策
スマホ対応…SEOに強いレスポンシブデザインでスマホ対応。
モバイルフレンドリー…Google提供のテストで「合格」させます。
表示速度…Google提供のテストでOK範囲にします。
SSL対応…HTTPS/通信の暗号化を設定します。
④サイトマップ
XMLサイトマップを作成し、サーチコンソール登録・サイトマップの検索エンジン登録を行います。
3.SEO/外部対策+アクティブ対策
①外部対策
被リンク対策を行い、外部リンクを増やして行くための方法をお知らせいたします。
SEO強化して行くための様々なアドバイスをお送りします。
②CMS
自分のパソコンから編集・更新ができる「CMS」を設置します。
使い方を伝授しまして、マニュアルもお送りいたします。
③ブログ
ホームページ内に「ブログ」を設置します。
SEOに強いブログを設置いたしますので、どんどん記事を書いて行くことで、検索順位が上がって行きますので、楽しんでご活用ください。
著者:SEOコンサルタント・ウェブデザイナー
SEOホームページ代表 占部圭吾