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Googleページスピードインサイト、何点あれば大丈夫?

このブログでも、「サイトの表示スピードはSEOと関係します」ということを何回か書いておりますので、ご承知の方も多いかと思います。

以前ホームページ制作をしましたお客様から
ページスピードインサイトで、モバイル表示で60点なのですが、大丈夫でしょうか?
という問合せをいただきました。

今日は、Googleページスピードインサイトの点数と、SEOの関係についてご案内いたします。

GoogleページスピードインサイトとSEO

ページスピードインサイトを使ってみよう!

まず、あなたの会社が運営しているホームページについて
Googleページスピードインサイトを使って表示スピードを測定してみましょう。

 ↓をクリックして

PageSpeed Insights

URLを入れて、「分析」の青ボタンをクリックするだけです。

少し待つと、結果が表示されます。

【PageSpeed Insightsの結果例】
Google PageSpeed Insightsの結果表示例

結果表示は「携帯電話」と「デスクトップ」という2つの想定結果画面がありますが、
重要なのは「携帯電話」(=モバイルでの表示スピード)です。

パフォーマンスの数字はいくつだったでしょうか?(⇒70?50?30?)

表示スピードと検索順位

Googleは、表示スピードと検索順位の関係について
極端に表示スピードが遅い場合、検索順位影響が出ます
といっています。

つまり、まず押さえていただきたい点は、
表示スピードが早ければ早いほど順位が上がりやすい「わけではない」!
ということです。

つまり、表示スピードは、一定の水準以上あればOK、ということ。

逆に言いますと
表示スピードが、一定の水準「以下」だと、検索順位にマイナスの影響が出る、ということです。

パフォーマンスの数字と検索順位への影響

では、どれくらいの数字だとマイナスとなるのでしょうか?

Googleは、具体的な数字などは一切表明していません。

SEOホームページ」では、これまで沢山のWEBサイト制作を行い、また、調査のために様々なサイトの表示スピードチェックを行い、検索順位との関係を調べてきました。

ここからのデータを見ると
Google PageSpeed Insightsのモバイル版(携帯電話)でのパフォーマンス数値が

  • 「30」以下だと、若干のマイナスの影響
  • 「20」以下だと、マイナスの影響
  • 「10」以下だと、かなり大きなマイナスの影響

とみています。

もちろん、検索順位の決定要素は他にもたくさんありますので、
上記の数字が「10」以下であっても上位表示している例はあります。

感覚としては、
本来は、検索で1位に表示される力があっても
表示スピードが極端に遅いと、10位~30位くらいに下がる可能性がある
ということになります。

表示速度は、検索順位を決める要素の人にすぎませんが、
決して軽視してはいけない要素、ということにないります。

表示スピードが極端に遅い場合の対処法は?

PageSpeed Insightsのモバイル版(携帯電話)でのパフォーマンス数値が「20」以下の場合
検索順位にマイナス影響が出ていますので対策が必要となります。

とりあえず以下をチェックしてみてください。

  • ウェブサイトに表示している画像再蔵は小さいのに
    アップロードしている画像が極端に大きくないか?
  • サイト外のシステムから、タグなどで何らかの表示を引っ張て来ていないか?
  • 表示速度の遅延をまねくデザイン手法をとっていないか?

ただ、ホームページ制作業者に制作してもらった場合は、これらの原因を自分で見つけるのは難しいかもしれません。

たとえば、PageSpeed Insightsの数値が「10」以下の場合、
このようなホームページを制作するということは、
SEOを全くわかっていない制作会社である、ということを意味しますので
他のSEOに精通したホームページ会社にリニューアルを依頼する、ということも検討する必要があるかもしれません。

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