SEO…制作編

では、いよいよSEOに強いホームページを作成して行きましょう。

目的とゴール

検索意図

トップページ

読まれる記事

titleタグ

関連情報ページ

目的とゴールを明確に

ホームページでビジネス上の成果を得るためには「目的」と「ゴール」を明確にすることが大切です。

すなわち、ホームページで「誰に」「何をしてもらうのか」ということです。

  • どのようなキーワードで上位化し
  • どのような人に見てもらい
  • どのような情報を提供して
  • その人に何をしてもらうのか?

ホームページでの「ゴール」は、
資料請求や問合せの場合もありますし、購入、来店、予約など、直接売り上げにつながる行動の場合もあります。

SEOによる集客戦略からゴールまでの流れを、まずは明確にしましょう。

SEO・WEB戦略

6つの「ゴール」パターン

問合せ・資料請求
…関心のある人にコンタクトしてもらう
来店・予約…店舗を利用してもらう
商品販売…HPで直接購入
リスト取得…潜在顧客リストを広く収集
ブランディング…企業イメージ向上
人材採用…求人目的に特化したサイト

成果の出るホームページは
「1サイト・1ゴール」
が基本です。

ゴールを明確にすることで
webマーケティングの流れが明確になります。

検索意図を考える

コンテンツを作る際に、そのワードを検索する人の意図(「クエリ」といいます)を考えることが大切です。

たとえば「SEOに強いHP制作会社」と検索する人は、
制作会社を探している人ですし、
「SEO対策」という検索は、
SEOのノウハウを知りたい人の検索です。

キーワードによって、求めているものが違いますもので、そのページに書くべき内容も違うものになります。

トップページは、「そのサービス・商品を探している人」が検索するワードでSEO設定を行います。

「そのページのキーワード」⇒「検索する人の意図を考える」⇒「コンテンツを書く」という流れになります。

2つの「キーワード」

DOワード
…買う・使うために商品やサービス・会社情報を探す検索ワード
(「横浜 整体院」という検索はDOワード)

KNOWワード
…情報を取ることを目的とした検索ワード
(「腰痛改善方法」はKNOWワード)

トップページ ⇒DOワード
各商品ページ ⇒DOワード
情報提供ページ⇒KNOWワード

このようにサイトのページ構成を行い、SEO設定をして行きます。

キーワードの「検索意図」を考えて、それに対する答えを書く。

SEOに強いページをつくるポイントの一つです。

トップページが最重要

SEOで検索上位化するために、
最も重要なページは「トップページ」です。

トップページにコンテンツ(情報)を網羅的に入れることがSEOの基本事項の一つなのです。

ネット情報や書籍でも、この点について触れていなかったり、間違ったことが書かれていたりますので注意が必要です。

検索エンジンは、
サイト全体の専門性(1サイト1テーマ)も評価するのですが、
ランキングにおいて一番重要視するのは、
「そのページの」コンテンツ評価

トップページがデザイン中心で内容がスカスカですと、
検索で上位になることはほぼ困難になります。

トップページのコンテンツが
SEO・検索上位化に最重要!

トップページは、サイトの中心ページであり、内部リンクも集中するため、検索で上位化しやすいページです。

トップページに以下の内容を入れましょう。

●お客様の悩みを解決できる理由
●自社サービスが選ばれるわけ
●商品・サービス内容(メニュー)
●ご利用ご依頼の流れ
●会社情報(概要)

トップページを見るだけで、サービスの全体像がわかるように、コンテンツを作り込みます。

どんなにデザインが良くても、
内容がスカスカのトップページでは、上位化はできません。

SEOに強い「トップページ」は、
様々な情報が入りますので
「縦に長く」なります。

読まれる記事を書く

コンテンツを書くとき、キーワード出現率といったSEO技術ばかりに目が行く方もいらっしゃいますが、
SEOで大切なことは「閲覧者に読まれること」です。

平均閲覧時間が長いなど、
ユーザーの行動が検索順位に反映されます。

文章は「読者のために書く」を一番に考えましょう。

ユーザビリティーを考えたホームページを

読まれるページ=SEOに強い

●閲覧者は、どんな人ですか?

あなたのお客様・サイト閲覧者は「どんな人でしょうか?」

企業の担当者向けのサイトと、一般の方向けのサイトでは、
専門用語の使い方も、書くべき内容も違ってきます。

対面やメールなどでのお客様とのやり取りを思い出し
(どんなことを心配されているか…など)
その人に向けて、わかりやすく・話し言葉で書くと、
伝わる・読まれる文章になって行きます。

お客様を想定しましょう
(ペルソナ)

●年齢層 ●性別 ●既婚・未婚
●役職 ●ライフスタイル 
●指向性(大切にしているもの)

こうした人物像を明確に思い浮かべると、伝わる文章になって行きます。

●悩みに寄り添い深めてみる

そして「その人に向けて」以下の点について考えてみましょう。

  • その人は、具体的にどんな悩みを抱えている
  • その人は、悩みの解決のために、どんなものを試してきた?失敗した例は?
  • 自社のサービスを使うと、その人にどんなメリットがある?
  • 他社ではなく、自社のサービスを選ぶポイントは?(差別化)

これらについて複数の内容を紙に書き出して、検討し、項目出しを行ってゆくことで
「明確で」「わかりやすい」文章・メッセージを書いて行くことができます。

●独自の情報・経験を入れる

他サイトの情報を真似て、少し変えただけの
「よくある内容」「独自性のないコンテンツ」では、
検索エンジンは評価しません。

あなたは、あなたの事業のプロとして、
経験・知識・独自のノウハウをお持ちだと思います。

お客様との間で「経験」したことを書いたり、
お客様の悩みの解決方法をわかりやすく書いたりすることで、
他にはないコンテンツとなり、SEO効果が高まります。

E-E-A-T
(Googleコンテンツ評価コンセプト)

●経験(Experience)
●専門知識(Expertise)
●権威性(Authoritativeness)
●信頼性(Trust)

「経験」「専門知識」を、
わかりやすく…がポイントです!

●図・表・画像を入れる

文字ばかりで長々とした文章ばかりですと、読むのがつらいですよね。

できるだけ、閲覧する方の理解を助けるような「図」「表」「画像」を入れて
見やすい・わかりやすいページにして行くことが大切です。

検索エンジンは、平均閲覧時間だけでなく、
図や画像の表示数や、独自に作成された図の評価もするようになっていますので、SEO的にも有効です。

ページに図・表・画像を入れましょう

閲覧者を想定し、閲覧者のためにコンテンツを書く
…これがSEOに強いコンテンツ作成のコツです。

SEO系のHP制作会社は、コンテンツ作成のプロですので
ある程度自分(自社)で文章や構成を検討した上で、
制作会社に相談しましょう。

SEOホームページ』では、コンテンツ作成支援を行い、
SEOに強いコンテンツ制作を行っていますので、
お気軽にご相談ください。

titleタグの設定

titleタグ(タイトルタグ)とは、
検索エンジンに「このページは○○について書いています」と伝えるもので、そのページのキーワードをSEO設定する上で最重要なタグです。

検索結果には、↓のように表示されます。

《検索結果の表事例》
ユーザビリティーを考えたホームページを

「キーワード調査を行う」
⇒「キーワードを決定する」
⇒「titleタグ設定をする」
…という流れになります。

titleタグは、
「メインワード+エリアワード+補助ワード」が基本となり、
重要キーワードを前から順に」設定してください。

(例:横浜市石川町の整体院 | 腰痛・頭痛改善の「AAA整体院」)

titleタグの設定は、htmlで設定するのですが、
自分で設定するのは難しいと思いますので、
HP制作会社に設定依頼することをおすすめします。

titleタグ設定のポイント

●重要キーワードを前から順に
●キーワードの繰り返しは2回まで
●シンプルで魅力的なタイトルを考える
●事業者名は、最後に入れる

●descriptionタグ

descriptionタグ」は、検索結果の表示で「titleタグ」の下に表示される説明文(そのページの要約文)のことです。

検索エンジンは、descriptionタグを直接の検索順位決定の要素として情報収集する訳ではありませんが、titleタグの補助的・補完的な要素として情報収集していますので、
きちんと設定することによってSEOにプラスの効果が期待できます

私たちが検索結果を見てクリックするかどうか決める際に、descriptionタグの説明文を読んで決めることも多いと思いますので、魅力的な説明文を入れるようにしましょう。

descriptionタグ設定のポイント

●クリックしたくなる魅力的な文章を
●重要な文章は前半に書くと読まれやすい
●キーワードをきちんと入れこむ
●駅名・地域名なども入れる
●文字数は110字以内が理想
(長く書いてもカットされる)
●ページ毎に書き換え・設定する

HP制作会社に設定依頼してください。

titleタグとdescriptionタグは、
まずは自分(自社)で考えて、HP制作会社に相談するとよいです。

その他、「hタグ(見出しタグ)」「alt属性(画像の説明文)」など
様々なSEO設定がありますが、
SEO系のHP制作会社ならきちんと設定してもらえます。

関連情報ページをつくる

先に「トップページが最重要」と書きましたが、
サイト内に「関連情報ページ」を作成して行くことも、SEO効果を高める上でとても重要です。

「関連情報ページ」を作成することで

  • トップページが上位表示しやすくなる
  • 関連ワードで上位独占が可能になる

という2つの効果が見込めます。

例えば、横浜の整骨院サイトなら、
「頭痛改善」「O脚改善」「マタニティー腰痛改善」などの関連ページを作ります。

こうすることで、「横浜 頭痛改善 整骨院」「横浜 O脚改善 整骨院」…などの複数のキーワードで上位化する可能性が高まります。

「O脚改善 整骨院」という検索をする人は、具体的な悩みを解決するために整体院を探している「ニーズの強い人」です。
つまり、検索数は少なくても、問合せ・利用につながりやすい検索キーワードといえます。

こうしたスモールワードで上位を独占できれば、集客の幅が広がって、ビジネスが安定します。

複数のキーワードで上位化する

ロングテールSEO

ロングテールSEO

…検索数は少ないワード(スモールワード)で、たくさんのページを検索上位化させるSEO戦略です。

●スモールワード検索は、ニーズが強い
⇒売上・来店・利用につながりやすい
●集客の幅が広がり安定する
●サイトがSEO的に強化される
…などの大きなメリットがあります。

関連情報ページはとても大切です。

また、関連ワードのページが増えることで、サイトの専門性も高まりますので、
トップページ(ビッグワード)でも上位表示しやすくなります。

●関連ワードを探す

関連情報ページを作るために、メインキーワードに関連する検索ワード考えましょう。
関連ワードを探すためのおすすめの2つのツールをご紹介します。

サジェストキーワード

グーグルのトップページを開いて、検索窓にメインワードを入れると、
関連する検索ワード候補が表示されます。

Google検索の情報が基礎になっていますので、検索数が多い・よく使われるワードが表示されます。

サジェストキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、関連ワードを網羅的に表示してくれますのでとても便利なツールです。

csvダウンロードもできますので、一覧を保管しておいて、候補となるワードを探してください。
⇒ラッコキーワード

ラッコキーワード

先にご紹介した「キーワードプランナー」も使いながら検索ワードを探し、
「関連情報ページ」を作成して行きましょう。

●内部リンク

「関連情報ページ」を作成したら、作成したページとページをリンクで結合して行きます。

サイト内のページ同士を「リンクで結合する」ことを
内部リンクといいます。

関連情報ページ⇒トップページへのリンク、
関連情報ページ同士のリンクなど、
サイト内のリンクを重層化することでSEO効果は段違いに高まって行きます

ホームページには「グローバルナビ」(一番上のリンク部分)や「フッターナビ」(一番下のリンク部分)があり、
これだけで終了しているサイトを沢山見かけますが、
これでは「とても弱い」です。

必ず、各ページからリンクをはるようにしましょう。

関連するページへのリンクがわかりやすく貼られていれば、
閲覧者も情報が得やすくなり
「ユーザビリティー」(ユーザーの利便性)もアップします。

内部リンク

内部リンク

アンカーテキストでのリンク
●パンくずリスト
●バナー画像リンク
など、様々な方法があります。

SEOに精通したHP制作会社なら、効果的な内部リンク方法を熟知しています。

「関連情報ページ」の作成は、

  • たくさんの関連ワードで上位化が可能になる
  • ニーズの強い人の幅広いアクセスでビジネスが安定する
  • サイトがSEO的に強化され、トップページの検索上位化を助ける

など、複合的な効果があります。

できるだけ多くの「関連情報ページ」を作成して行きましょう。

SEO入門

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