SEO・WEB用語
titleタグ
SEO・WEB用語
titleタグ
目次
titleタグ(タイトルタグ)とは、
あるワードを検索したときに、検索結果で「タイトル」として表示される
そのページの題です。
検索エンジンに、そのページのタイトルとして内容を伝えると同時に、
Googleなどの検索結果にタイトルタグが表示されます。
(その下にディスクリプションタグが表示されます)
検索表示の例
titleタグは、検索エンジンが検索順を決める際の重要なタグであり、
SEO対策において最も重要なメタタグです。
もちろん、titleタグだけで順位が決まるわけではありませんが、
titleタグ設定を感覚的に決めてしまうと、本来得られるはずの集客力を損なうこともありますので、慎重に決定して設定しましょう。
私たちがワード検索して、「どのページを読もうか」考える際、
まず、検索結果を上から順に「タイトル」を見て、
「これだ」と思ったものをクリック(タップ)するのではないでしょうか?
つまり、魅力的なtitleタグは、
検索からの「クリック率」にも大きな影響を与えます。
タイトルタグは、SEO対策に最も大切なタグの一つですので、
きちんと、しっかり考えて設定することがとても重要です。
titleタグは、HTMLの<head>内に、以下のように記述します。
<title>サイトのタイトル</title>
ワードプレスを使っている場合は、
「All in One SEO Pack」をダウンロードすることで
タイトルタグやディスクリプションタグを設定することができます。
*「SEOホームページ」では、ダウンロード等は不要で
タイトルタグ、descriptionタグなどを簡単に設定できます。
SEO効果を高めるためには「キーワード」をタイトルに含めることは必須です。
まずは、どのようなワード検索で上位になりたいかを考え、
「キーワードプランナー」などで、そのワードの検索ボリュームを確認して、
キーワードを絞りましょう。
あれもこれも…とキーワードを詰め込み、羅列するのはよくありません。
titleタグ内のワードが増えれば、その分だけ効果が分散されます。
検索で上位に表示されているtitleタグを参考にしてみるのも良いかもしれません。
titleタグは、以下の点を注して設定してください。
titleタグは、ページ毎に設定しましょう。
トップページはもちろん、各ページもページ毎に意図があるわけですから、きちんと検索エンジンに、1ページ1ページ伝える必要があります。
トップページだけにtitleタグを入れて、他のページにtitleタグ設定がないと、
トップページのSEO効果も下がってしまいます。
35文字を超えると、文章が途中で切れた形で表示されますし、
あまり長いタイトルは、その分、各キーワードの力が下がります。
30字~40字程度で、シンプルで魅力的なタイトルを考えましょう。
会社名やサービス名をタイトルに入れる場合は、「-」(ハイフン)などで区切り最後に入れましょう。
「キーワードを繰り返し」や「キーワードの羅列」を行ったりしますと、不正行為とみなされ、大きなマイナス要因となることがあります。
ワードを多く埋め込めば埋め込むほどよいという考えは捨ててください。
ワードが多ければ多いほど、一つ一つのワードの力は下がります。
キーワードは絞った方が「力が増す」のです。
検索エンジンは、タイトルタグの前方から「重要なワード」と認識しますので
検索で上位化したい最重要ワードから順に設定することが大切です。
「検索結果に表示されたタイトルが、設定したtitleタグと違う」
ということが時々発生します。
これは以下の場合に、検索エンジンの判断で行われているものです。
これらの場合は、意図したSEO効果を得られなくなります。
titleタグは、あくまで、そのページのコンテンツの「題」ですので、
コンテンツとtitleタグが整合していることが大切です。
titleタグだけで検索順位を押し上げることはできないのです。
タイトルタグは、SEOにおいて・WEB集客において「最重要なSEOタグ」と言えます。
ですので、ここにどのようなワードを入れるかは
あなたのビジネスを左右すると言っても過言ではありません。
では、「どのようにキーワードを決めればいいのか?」
…についてご案内します。
以下の点を順番に確認・調査して、検討した上でタイトルタグを決定して行きましょう。
トップページのタイトルタグを考える際にまずやっていただきたいことは「自社の強み・特徴」を「言葉として出してみる」ことです。
たとえば
「格安」「女性専用」「アフターフォロー」「都度払い」などの特徴をはじめ、その業種・業界の中で自社が打ち出したい「言葉」がいろいろあると思います。
まずは、それらの言葉をたくさん出して見ましょう。
候補となるワードが揃ったら、そのワードにニーズがあるのかを確認します。
これは、月間の検索数(そのワードが、1か月にどれくらい検査暮れているか)ということで、
この数が少なければ、タイトルタグに入れたとしても、「あまり意味がない」ということになります。
検索ボリューム(月間の検索数)の確認は、Googleが提供している「キーワードプランナー」で行いましょう。
(最初に登録作業が必要です)
この調査を行うと、他の検索ワードの検索数も表示されますので、気づかなかった「狙い目のワード」が見つかることもあります。
タイトルタグに入れるワードについて、だいたいの目星がついたら、
実際にそのワードで検索をしてみましょう。
1位から順に、「どの会社が」「どのようなタイトルタグを入れているか」を確認して行きます。
そして、そのサイトを実際に開いて確認して、「どれくらいの文章量か?」「どのようなキャッチコピーか?」などを見てください。
実際に競合サイトの内容を確認することで、作成するホームページをどのように作成すべきか(参考点と差別化ポイント)も見えてきます。
そのページの重要キーワードが決まりましたら、
そのワードを、重要度が高いものから順に(前に)
タイトルタグに入れましょう。
ただし、キーワードの羅列や入れすぎは禁物です。
キーワードは、多ければ多いほど、一つ一つの力はその分下がりますので、本当に狙いたいワードに絞って設定するようにしましょう。
タイトルタグ(titleタグ)は、「地域名 + 業種」が軸になります。
ここが一番の狙い目となることが多いでしょう。
(「横浜 整体院」「大阪 行政書士」など)
この中心ワードで上位化するために、タイトルタグのはじめにこれらのワードを入れることが大切なのですが、
さらに、自社の特徴ワード「腰痛専門」「女性専用」「格安」などの付加的なワードも、必要に応じて入れることで
上位化するワードが多角化して行きます。
こうした付加ワードでめぼしいものがない場合は、
「入れない」ということも一つの方法です。
(シンプルなタイトルタグは、その分、ワードの力が大きくなりますので)
タイトルタグの決め方は、ケースバイケースであり、
「これが正解」という一つの答えがあるわけではありません。
ですが、上記のような調査を行うことで、より効果的なタイトルタグに近づけることができます。
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