alt属性

目次

alt属性とは？

そこで、その画像は「何を意味している」「何を表現している」画像なのかについて、説明文を画像に埋め込むタグによって検索エンジンに伝える必要があります。
これを「alt属性」といいます。

alt属性の記述方法

alt属性の記述は以下のようにします。

• alt="画像の説明"
  の「画像の説明」のところに説明文を入れます。
• 「幅」「高さ」はpx（ピクセル）で記述します。

alt属性の効果

alt属性はSEOに間接的効果がある

alt属性をきちんと記述することで
検索エンジンに、画像の内容を文字情報として伝えることができます。

これにより、検索エンジンは、ウェブページに書かれているコンテンツと画像の意味を総合的に理解して、ページのコンテンツ評価を行うことができるようになります。

alt属性の記述がなければ、「画像がある」としか認識できないですが
alt属性の記述が書かれていることによって、ウェブページのコンテンツをより正確に検索エンジンが把握することになりますので、
ページ評価が高まり、SEOにプラスの効果をもたらします。

alt属性に、SEOの直接的な効果があるわけではありませんが、
検索エンジンがページコンテンツ理解を深めることで
間接的なSEO効果が期待できる、ということです。

「画像検索」で上位表示の可能性が生まれる

alt属性を設定・記述することで、
「画像検索」で上位表示する可能性が生まれます。

画像検索とは、WebサイトやSNS上にアップロードされている画像を検索する機能です。

例えば、Google検索で「笑っている犬の画像」と検索すると↓

このように検索結果が表示されます。

また、「笑っている犬」と検索すると↓

さらに、「画像」というボタンをクリックすると

このように画像がたくさん表示されます。
（画像をクリックしますと、画像表示元のウェブサイトが表示されます）

画像検索する人は年々増えていますので
alt属性を画像表示の際に入れて行くことで、
画像検索結果に画像が表示されて、そこからサイトへの閲覧者流入が期待できるようになります。

alt属性のその他のメリット

これまで見てきた通り、alt属性を設定・記述することは、SEOに間接的なプラス効果を持ち、
画像検索で、画像が上位に表示れて、WEBサイトへのユーザー流入が期待できます。

その他のalt属性をきちんと設定するメリットは…

• アクセスビリティの向上
  アクセスビリティとは、障害のある人がWebサイトやWebアプリケーションを利用できるようにすることです。
  視覚障害を持った方などが利用する「スクリーンリーダー」などのソフトでは、
  alt属性の説明文が読み上げられ、障害のある人が画像の内容を理解しやすくなります。

• 画像説明文が表示される
  画像にマウスを合わせると説明文がポップアップ表示されます

• 画像リンクのSEO効果
  画像をリンクして使う場合やバナーからリンクを行う場合、
  alt属性を設定・記述することでアンカーテキストとして認識されます。

できるだけalt属性はこまめに入れるようにしましょう。

alt属性を設定する際の注意点

alt属性を使うとき、以下の点にご注意下さい。

• 無関係なワードを入れてSEO効果を狙ったりしないこと
  ガイドライン違反となります。
• キーワードを繰り返して入れることは避ける
  1つの画像の説明に、キーワードを繰り返し埋め込むとスパム認定されることがあります。
• 長すぎる文章で説明しないこと
  あまりに長い文章を入れると、スパム評価される危険があります。
  その画像について説明する適切な長さで文章を入れれば大丈夫です。
  （時に推奨される文字数はありませんが、100字程度以内に抑えましょう）
• すべての画像に入れる必要はない
  矢印などの装飾用の画像に、alt属性の説明文は不要です。

画像表示の際には、適切にalt属性を使い、説明文を入れることで
検索エンジンに画像の内容を知らせることができ、SEO効果を高めることにつながります。

また、「画像検索」で上位表示すると、ユーザーの流入増加につながります。

画像は、コンテンツの理解を助けたり、ページを見やすくしたりなどの効果で、ユーザーの満足度を高めます。

コンテンツ内への画像表示とalt属性によって、
エクスペリエンスとSEO効果の両方を高めましょう。

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