カテゴリ:SEO

SEOに重要なのは、「SEO技術」か?「コンテンツ」か?

ホームページ制作やWEBマーケティング・コンサルティングの仕事を行っていますと
「SEOを教えてください」
「SEOを自分でできるようになりたいです」
というご要望をよくいただきます。

それで、いろいろな面からのSEO対策をご教示させていただくのですが、
そこで感じることは、

SEO対策に必要なものは?

「SEO技術だけを覚えても、ある程度の成果は得られるが、
 必ずしも、自分で検索上位化できるページを作れるようになるわけではない」
ということです。

どういうことでしょうか?

今日は、SEOについての重要テーマ、
SEOに重要なのは、「SEO技術」か?「コンテンツ」か?
ということについて考えてみたいと思います。

「SEO技術」は、検索上位化の必要条件

SEO対策と言ったときに
多くの人が思っておられることは

SEOとは、検索で上位化するための技術である

ということだろうと思います。

つまり、技術的なことを知識として知り、実践して行けば
検索で上位化できる
・・・という考え方・感覚です。

たしかに、一面ではそれは正しいのですが
そこには限界もあり、
検索上位化は、技術だけで達成されるものではない
・・・ということもできるのです。

ではまず、SEO技術について考えてみましょう。

SEO技術の各分野

SEO対策には、様々なものがあり、
重要度もそれぞれあるのですが
できる限り全般的に、完全を目指して対策して行くことが必要となります。

主なSEO技術について列記して行きましょう。

  • タイトルタグ
    そのページの「タイトル」を検索エンジンに伝える最重要なSEOタグです。
    上位化したいキーワードを効果的に書いて行く技術が必要です。
  • ディスクリプションタグ
    そのページの要約文を検索エンジンに伝える重要タグです。
    検索結果としても説明文として表示されますので、ユーザーの検索意図を考えて、キーワードを入れ込みながら作成します。
  • hタグ(見出しタグ)
    ページの構成を見出しとしてタグ設定し、検索エンジンに伝えると同時に、ユーザー(読み手)が理解しやすくするためのタグです。
  • 表示スピード
    閲覧者がページを開こうとしてから実際に表示されるまでの時間を「表示スピード」といいます。
    これが遅いと、ユーザーの離脱が起こるだけでなく、SEOに決定的なマイナス要因となるケースもあります。
    表示速度を上げるために、「画像サイズの最適化」「外部サイト表示を避ける」など、様々な施策が必要となります。
  • モバイルフレンドリー
    モバイルで閲覧する際に「適切に表示され」「操作性がよい」状態であることが、SEOに影響を与えます。
  • 被リンク対策
    他のサイトからリンクが貼られていることを「被リンク」といい、質の良い被リンクが多いことは、検索エンジンに高く評価されますので、独自の対策を取る必要あります。

・・・主なSEO技術を見てきましたが、その他にも
「内部リンク対策」「Alt属性」「URL最適化」などなど様々な対策があります。

これらは、ある意味「技術」ですので
学習して、改善して行くことは誰でもできます。

このサイトの「SEOノウハウ・用語集」にも
項目別に、やり方・ポイント・設定の仕方などを解説していますので
ぜひ参考にしていただいて、
ホームページの改善にお役立てください。

SEO業者が行っていること

ここまで見てきたSEO技術は、
いわば「SEOの前提条件・必要条件」です。

つまり、「最低限、これらの対策をしないと、上位化が困難になる
という対策・内容となります。

ただし、あくまでも、必要条件であって
これらを行ったからといって
必ず検索結果で上位になれる…というわけでは「ありません」

そして、いわゆる「SEO業者」が外部から行う施策は
これらの「SEO技術」対策なのです。

ですから、SEO業者を入れれば必ず上位化できるわけではなく
莫大な資金ばかりかかってしまう・・・ということが、しばしば起こるわけです。

「よいコンテンツ」が、SEOの十分条件(ある意味で最重要)

検索エンジンは、もちろんSEOタグ設定や被リンクなども評価して検索順位の決定要素とするわけですが、
最終的に、何を判断するかというと「コンテンツ」です。

つまり、そのページに
「何が書かれているのか?」
「その内容は、ユーザーにとって有益な情報か?」
ということが
検索順位を決める決定的な要素と言っていいのです。

どんなにSEO技術を駆使しても
コンテンツが弱ければ、効果は限定的となります。

逆に言えば、よいコンテンツが表示されているページは
それだけでSEOの力を持ち
SEO技術によって、さらに上位化できる、という関係になります。

あなたのウェブサイトの検索順位が、思うように上がっていないとしたら

それは、SEO技術が不足しているからなのか?
そもそも「コンテンツが弱い」からなのか?
きちんと見極める必要があります。

ユーザーが求めているコンテンツを提供しよう!

「検索で上位化したい!」と考えると
ついつい自分のこと・自社のことばかりに目が行きますが

コンテンツファースト」「ユーザーファースト」と言われている時代の中で
よいコンテンツを提供して、SEO効果を上げるために必要な考え方は

ユーザーが求めているコンテンツを提供すること
につきます。

あなたの事業が、整体院であれ、士業であれ、美容院やスポーツジムであれ、
その事業に関連するキーワードで上位表示したいのであれば

自分の事業を利用する人は、何を求めているのか?
について考え抜く必要があります。

あなたの会社が提供する商品やサービスは
「利用者に、どのような価値を提供しているのか?」
「利用者が求めているものと合致しているのか?」
を考えると同時に

ホームページのコンテンツに
「利用者の気持ちになって」
「利用者が求めている情報を」
「わかりやすく」
入れ込んで行くことが、とても重要な作業となります。

もし、ホームページをすでに運営している事業者さんなら
自分のサイトを見直していただいて
利用者にとって、『これが私に必要な情報・商品だ!』と感じられる内容になっているか
を考えましょう。

もし、「そうなっていない」と感じるなら、
それが、検索で上位なっていない最大の要因と考えられます。
(SEO技術的な弱点もあるかもしれませんが…)

  • 「コンテンツ」が、SEOにとって最重要な要素である
  • 「コンテンツ」は、閲覧者・利用者のために書かれるものである
  • ユーザー目線で、コンテンツを作り直す

これらをしっかり認識することで
SEO効果は段違いに発揮されてゆきます。

コンテンツの力があるホームページ制作業者を選ぶ!

ここまでSEOにおける「コンテンツ」の重要性を見てきましたが

「そうはいっても、どう書けばいいのか、よくわからない」
「自社サイトが、ユーザーファーストのコンテンツになっているか評価できない」

ということも多いかもしれません。

実際に、ホームページについて考える時間がなかったり、
ホームページを初めて制作・運営する場合は、そうでしょう。

このような時は
コンテンツの力があるホームページ制作業者を選ぶ
ことが、とても重要になります。

ほとんどのホームページ制作会社は「デザイン会社」ですので
お客様にいただいた原稿を、
ただデザインするだけで終了します。

なんとなく「綺麗なデザインでよかった」と満足してしまうと
それが、検索で上位化できない原因となります。

「コンテンツの力があるホームページ制作業者」は、
制作を依頼されたときに

  • 「ヒアリング」を行い、
  • 事前調査、競合調査を行い、
  • お客様のニーズを、様々な角度から洗い出し、
  • 依頼者の強み・特徴を把握して
  • ユーザーニーズと合致したコンテンツ作成を行います

このようにして、依頼者と制作業者が共同でコンテンツを仕上げていかなければ
「ユーザーニーズと合致したコンテンツ」
「検索順位が上がって行くホームページ」
にはならないのです。

私たち「SEOホームページ」では、SEO技術と共に、
コンテンツ作成に力を入れ、
検索順位が上がって行くウェブサイト制作を行っています。

ホームページのリニューアルや新規作成をお考えの際は
ぜひ一度、お気軽にご相談下さい。

sen-2.png

関連ページ

SEOホームページ