SEO・WEB用語
コンテンツファースト
SEO・WEB用語
コンテンツファースト
コンテンツファーストとは、
「ユーザーにとって価値のある良質なコンテンツを提供すること」を第一に考えて
ウェブサイトを制作するアプローチのことをいいます。
ユーザーがウェブサイトを見るのは、その人が知りたい情報を得ることにあり、
きれいで独特なデザインを見るためではありません。
「デザインにコンテンツを当てはめる従来のホームページ制作の考え方」から転換し、
コンテンツを第一に考え、
ユーザーがコンテンツを理解するために必要なデザイン構成を行う(デザインは従)という制作方法への転換が求められています。
インターネットが普及し、だれもがスマホ・PCなどで情報を得る時代の中で、
その人が求めている情報を適切に提供することがホームページ運営者に必要となっています。
検索エンジンも、この流れに応えるように進化し、
ユーザーにとって「満足度が高いコンテンツ」を優先的に検索結果に表示するようになっています。
「コンテンツファースト」の考え方抜きにSEOで成果を上げることが難しい時代に入っているのです。
コンテンツファーストでウェブサイトを設計し制作するには
以下の内容が必要になります。
すべてにおいて「ユーザー第一」で考え、ユーザーが求めていることを探求し、ユーザーにとってわかりやすい・見やすい構成…を考えて制作することが大切です。
ユーザー目線でコンテンツを作成して行くことで、ユーザー満足度が高いコンテンツとなります。
ホームページ制作において
「情報を整理してユーザーに分かりやすく伝えること」
「ユーザーが情報を見つけやすくすること」…を考えます。
ユーザーが「コンテンツを読むために」「理解することを助けるために」
デザインを考えます。
デザイン主導の制作方法から脱却することが大切です。
コンテンツファーストでのホームページ制作で、以下のメリットがあります。
ユーザーに価値ある情報を提供して行くことで、
ユーザーがじっくりページを閲覧してくれるようになります。
それにより「平均エンゲージメント時間」が伸び、
検索エンジンの評価が高まります。
現在、検索エンジンのウェブページ評価の中心は「コンテンツ」(テキスト文字情報)に移行しています。
検索エンジンは、AIの活用してコンテンツの質を理解し評価するようになっていますので、コンテンツ作成に力を入れることで、SEOが強化されます。
ユーザー目線で書かれたコンテンツは、インデックスされやすく、多くのページが検索上位表示する可能性が広がります。
ユーザー目線で「どのように情報提供するか」を考えることで
HPの目的や構成も明確になり、ウェブサイトの制作効率も上がります。
徹底的にユーザーのために考えて書かれたページを作って行くと
少しづつファンが増えて行き、SNSで拡散されたり、リンクを貼ってくれたり、支持が広がって、サイト運営が楽しくなりますし、閲覧者拡大⇒問合せ拡大につながって行きます。
ユーザーが求めていることは「自分が求めている情報を得たい」ということですので
検索エンジンも、それに応えるウェブページを評価し、検索順位を上げようとします。
つまり、コンテンツファーストの考え方でサイトを制作することが、SEO効果を高める、
ということになります。
Google検索エンジンは、ユーザー満足度の高いコンテンツ・高品質コンテンツを上位表示するように、アルゴリズムのアップデートを繰り返し行っています。
フレッドアップデート(2017年3月~)
「低品質コンテンツ」「過剰な広告」が多いサイトの検索順位を下げる
BERTアップデート(日本では2019年~)
AIの自然言語処理により、ユーザーの検索クエリ(検索入力内容)をより正確に理解して検索結果を表示する。⇒長文検索クエリへの対応⇒ユーザーニーズに応えるページを検索結果に表示
メイコアアップデート(2020年~)
「低品質コンテンツのサイト」「悪質なSEO対策を行っているサイト」「スパムサイト」の検索順位を下げる
ページエクスペリエンスアップデート(2021年~)
ユーザー満足度が高いサイトの検索順位を上げる
コンテンツ、読み込み速度、モバイルフレンドリーなどを考慮する
ヘルプフルコンテンツシステム(2022年~)
ヘルプフル(ユーザーニーズを満たす)なコンテンツをAIが評価し、当該ページとサイト全体の評価を行って、検索順位を決める
このように、検索エンジンは、この間一貫して「コンテンツファースト」を重視し、検索エンジンの改良を重ねています。
コンテンツファーストで作成されたページは、
検索エンジンにインデックスされ、上位表示する可能性が高まり、
平均エンゲージメント時間、リピート率、セッション数などがUPして、
これらもSEOにプラス効果をもたらします。
コンテンツファースト=ユーザー満足度の高いコンテンツ制作が
サイトのSEO強化にとって非常に重要となっているのです。
コンテンツファーストを実践するために、以下の対策を行いましょう。
ある検索ワードを入力するユーザーは、「何を求めているのか」を考え、それに応えるコンテンツを作成します。
ユーザーが、スッキリ読んでいけるように、出来るだけわかりやく書いて行きましょう。
専門用語を入れるのは必要なことですが、
読み手が、一般の方の場合は、用語の意味を入れるなど工夫しましょう。
(専門用語の羅列は避けてください)
ペルソナとは、人物像のことです。
どのような人が、その検索クエリを入力するのか、年齢・性別・属性・指向性などを想像することで、ユーザーに寄り添ったコンテンツが制作できます。
ユーザーの理解を促進するために、適宜「図」「表」「画像」などを入れましょう。
文字ばかりのページより、ユーザーがストレスなく読み進められ、理解も深まります。
文字がずっと連なっていると、読みにくくなります。
モニターで文字を読むのは結構負担がかかることですので、
改行・行間を使うことで、最後まで読んでいただけるようになります。
「中見出し」「小見出し」などを入れることで、ユーザーが全体を理解しやすくなります。
「見出し」には「hタグ」を使って、検索エンジンにもしっかりと伝えましょう。 ⇒hタグ(見出しタグ)
Googleアナリティクスを使って、ユーザー行動を解析しましょう。
ページ毎の滞在時間を見るなどしながら、改善が必要なページを洗い出し、コンテンツをリライトしましょう。
コンテンツファーストは、
「ユーザーファースト」の考え方に基づいて行うことが重要です。
ユーザーファーストとは、
「ユーザー(サイト閲覧者)の満足・利便性を第一に考えてサイト制作を進めること」
を言います。
つまり、「ユーザーが満足するコンテンツを提供し、利便性・操作性の高いサイト構成にすること」です。
従来のSEO対策の考え方は、
「検索エンジンというロボット対策」を行うというものでしたが、
この考え方は、もはや時代遅れになっています。
検索エンジンは今、ロボットのための作為的な対策を排除し、
「そのウェブページがユーザー満足度が高いか?」…について
様々な指標を使って、またAIを導入して判断し、ランキング決定しています。
検索エンジンの評価は
「コンテンツ中心」であり
「ユーザー満足度中心」
なのです。
ですので、「コンテンツファースト」+「ユーザーファースト」の考え方に転換してホームページを作り込んで行くことで、SEO効果が強まり、
ユーザーの満足度が高まることで、WEB集客とコンバージョン(反応率)が上がるという相乗効果が生まれます。
「コンテンツファースト」+「ユーザーファースト」で
ホームページを通じたビジネス拡大を進めて行きましょう!
「コンテンツファースト」の考え方は非常に重要です。
SEOに強いサイトを制作し、改善を重ねて、集客力の強いホームページにして行きましょう。
著者:SEOコンサルタント・ウェブデザイナー
SEOホームページ代表 占部圭吾
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