内部ブログとは? - ホームページに有効なSEO対策

内部ブログとは?

内部ブログとは?

内部ブログ」とは、ホームページ内に設置されたブログのことを言います。

これに対して「外部ブログ」は、
ホームページ「外」に存在するブログのことであり、
「アメブロ」「FC2ブログ」「はてなブログ」「Seesaaブログ」などがあります。

ブログを始めよう!というときに
「内部ブログ」「外部ブログ」どちらがいいのでしょうか?

結論から言いますと
ビジネスで、web集客のためにホームページを運営しているのであれば
「内部ブログ」を設置・運営することをお勧めします

なぜ「内部ブログ」をお勧めするのか?

内部ブログのメリットやSEO効果などを見て行く前に、
まず、「外部ブログ」の特徴(メリット・デメリット)を確認しておきましょう。

外部ブログのメリット・デメリット

外部ブログ」は、先ほどご紹介したブログのほかにも「Blogger」「ライブドアブログ」「note」など、様々なものがあります。

「外部ブログ」のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

外部ブログのメリット】

  • 無料」で始められる
    ほとんどのブログサービスが無料で始められます
  • 手軽に始められる
    専門知識は不要ですので、短時間で設定してすぐに始めることができます。
  • 一定のアクセスが見込める
    各ブログサービス内に、「新着記事紹介」や「友だちになる」などのSNSのような機能がありますので、一定のアクセスが見込めます。
    (ただし、最近では、外部ブログのアクセスは減少傾向にあります)
  • レイアウト編集がいらない
    基本的に、文章を書いて、画像を挿入 … それだけで記事が完成しますので、
    時間をかけずに公開できます。

外部ブログのデメリット】

  • サービスが突然終了することがある
    ブログサービスが、突然終了することがあり、こうなると、これまで積み上げてきたものが、ほぼ「ゼロ」になってしまいます。
  • 広告が表示されます
    無料で使えるため、サービス提供者は、ブログ記事に「広告」を表示します。
    場合によっては、競合他社の広告が表示されることもあります。
  • 独自ドメインが使えない
    独自ドメインが使えませんので、ブログ記事を書いて行くことで得られるはずの「ドメインパワー」を自社が継続的に活用することができません。
    また、ブログ運営者のサブドメインですので、ビジネスの場合は信用力が落ちます。(個人でブログを書く場合には、外部ブログはとても良いサービスなのですが…。)

《外部ブログのまとめ》

外部ブログは、無料で、手軽に始められますが
「広告表示がある」「独自ドメインが使えない」など、ビジネスで使う場合に制限があります。

たとえば「社長のブログ」「スタッフブログ」など、手軽さを利用するときには便利に使えますので
どのようなときに外部ブログを使うか、しっかり考えて利用するようにしましょう。

外部ブログは、用途を限定して使い、
自社がメインで取組むコンテンツ提供には使わない…ということになります。

内部ブログのメリット

それでは、「内部ブログ」について見て行きましょう。

内部ブログは、ホームページ内に設置するブログですので、
ホームページのコンテンツの一部となります。

ブログという形式ですので、デザインにはあまりこだわらずに発信できますので
記事を定期的にアップして行くことで、
ホームページが強化され、SEO効果が上がり、新規顧客の獲得につながるなど
様々なメリットがあります。

内部ブログのメリットを確認して行きましょう。

内部ブログのメリット

サイトのSEO強化

内部ブログは、ホームページ内に設置されたブログですので、
記事をアップするとは、「サイト内のページが増えて行くこと」「サイトが最新情報にブラッシュアップされていること」を意味します。

これらは、検索エンジンの評価を高めますので、
内部リンクを運営して、定期的に記事をアップすることで
サイトがSEO強化され、トップページをはじめ、様々なページが検索で状表示できる可能性が高まります。

内部ブログのSEO効果を列記してみましょう。

  • 最新情報の発信で、検索エンジン評価が高まる
  • ページ数が増えることで、ドメインパワーが強まる
  • 内部リンクが重層化されて、SEO効果が高まる
  • サイトがテーマ性を深めて、その分野で高評価される
  • ユーザーが様々なページを見てくれて、滞在時間が伸びる
  • 様々なキーワードで上位化するロングテールSEO対策につながる

内部ブログは、サイト内のページの一部ですので
手軽にページを増やすことができ、SEOに強いサイトになって行きます。

もちろん、ここのブログ記事も検索で上位表示する可能性が高まります。

ブランディング効果

内部ブログを設置すれば、
自社で記事を手軽に発信することができるようになります。

これにより、サイト内の「固定ページ」では伝えきれない「細部の情報」「新商品・新機能などの情報」「イベント情報」「ユーザーに新しい視点を持ってもらう情報」「ためになる情報」「楽しい体験」など
様々な情報を発信して行くことが可能になります。

これは、会社や商品・サービスのイメージアップにつながり、
内部ブログによってブランディング効果を高めて行くことができます。

顧客の信頼性・売上アップ

内部ブログで情報発信することで
様々な検索ワードからお客様が流入してくる可能性が広がり、
新規顧客の獲得につながって行きます。

また、「ブログ」は、サイト内のコンテンツの中でもよくみられるセクションになりますので、ユーザーからの信頼性が高まり、売上アップにも貢献して行きます。

さらに、既存のお客様もブログ記事の「お得情報」「キャンペーン情報」「イベント情報」「ためになる情報」などを楽しみにしてもらえれば、
お客様がファンになり、リピート率の高い状態を構築して行くことが可能になります。

内部ブログで効果を上げるためのポイント

内部ブログを効果的に活用して、SEO強化したり、売上アップにつなげて行く方法をご案内いたします。

ぜひ、一つ一つ確認いただき、内部ブログ効果を実感して下さい。

内部ブログ効果を上げるポイント

定期的に更新

「テーマ」を一貫させる

「ターゲット」を明確に

「内部リンク」をしっかり

「タイトルタグ」を分ける

「見出し」を入れるり

「画像」を有効に使う

高品質なコンテンツ

「定期的に更新」して行く

内部ブログやサイト内のページは、定期的に更新され、ページが増えていることが大切です。

更新のないサイトは、検索エンジンの評価が少しづつ下がって行き、
それに伴ってサイト全体の各ページの検索順位も下がって行きます。

ブログの記事アップは、「月に〇回」「週に〇回」など、出来るだけルーチン化することが理想です。
(忘れてしまいがちですので)

一定の更新頻度を保つことで、検索エンジンの巡回も頻繁になり、
ブログ記事をいち早くデータ化(インデックス)してくれるようになり、
SEO強化につながります。

逆に言いますと、「長いこと更新されていないブログ」は
ユーザーから見て「活気がない」「やる気がない」ようにも見えますので、
この面でも、ブログの定期的な記事アップは大切です。

「テーマ」を一貫させる

内部ブログで扱う「テーマ」を明確にしておくことは非常に重要です。

内部ブログは、サイト内のコンテンツの一部ですので、
サイトのテーマ・ジャンルと「違う」「はみ出した」内容の記事が多くなりますと、サイト全体のテーマ性・専門性が弱くなり、SEOにかえってマイナスになることがあります

「社長の日記」などで、日常の出来事や趣味についてを内部ブログで書くことは避けてください。
こうした日記記事は、「外部ブログ」を使って書いて行くようにしてください。
(ホームページ内のどこかに「社長のブログ」などのリンクを貼って、外部ブログを見てもらうようにします)

内部ブログで扱う「テーマ」が絞られていれば
記事を書くごとに、サイトの専門性が深まり、SEO的に強力になって行きます。

「ターゲット」を明確にする

内部ブログの記事を「どのような人に書くのか?」(ターゲット)を明確にしましょう。

ターゲットは、自社の典型的なお客様の層をイメージします。
(例:20代の女性・未婚・体形に悩みがある…など)

ターゲットが明確になりますと、「どのような内容を書けばいいか?」「どんな悩みがあるか?」「どのように新サービスを説明するか?」などがはっきりしますので、ブログ記事を書きやすくなりますし、
ユーザーも「自分のことだ!」と感じて、読んでいただける率が高まります。

「内部リンク」をしっかりはる

内部ブログがSEO効果を上げる重要なポイントの一つが「内部リンクです。

検索エンジンは、ページ間のリンクを評価して、サイト全体の評価も行っていますので、内部ブログで記事を書き、その記事ページから関連ページに貼られているリンクを高く評価します。

ブログ記事を書いたらリンクを貼る」「サイト内のページ同士をリンクで結合して行く」…これらはSEO対策上とても重要です。

ブログ記事を「書きっぱなし」「内部リンクがない」…というのは、とてももったいないです。
かならず関連ページに(重要ページに)リンクを貼りましょう。

「タイトルタグ」を明確にする

ブログ記事を書くときに、「タイトルタグ」をしっかり考えて入れましょう。

よくある間違いは

  • タイトルにキーワードが入っていない
  • 同じタイトルタグが何度も使われている

ことです。

同じタイトルの記事がいくつもありますと、検索エンジンは「同じ内容のページ」と判断して、インデックスしてくれませんので、SEO強化になって行きません。

一つ一つの記事を、明確にタイトル分けして、独立した記事にして行くことが大切です。

例えば「リフォーム施工事例」の記事を書くとき、
タイトルを「相模原市の玄関リフォーム施工事例」「町田市のバリアフリーリフォーム施工事例」などのように明確に分けて、記事内容もそれに沿ってワードを入れながら書いて行きましょう。

「見出し」を入れる

ブログ記事を書くときに、文章をただ書いて行くのではなく
「見出し」を入れて、ユーザーが理解しやすくしましょう。

内部ブログの機能に「見出しタグ」(hタグ)設定の機能が備わっていると思いますので、これを使って見出しを入れることで、
検索エンジンも、hタグを確認しながら記事内容を理解して行きますので、SEO効果が高まります。

「画像」を有効に使う

ブログ記事の内容に関連する画像があると、ユーザーもイメージがわき、理解しやすくなり、読み進んでいただける可能性が高まりますので、出来るだけ有効に画像を入れるようにしましょう。

また、検索エンジンは、画像の意味を理解しませんので、「alt属性」を使って伝えることが重要です。

「高品質なコンテンツ」を提供する

内部ブログで記事を書くとき、「更新頻度」ばかりに気を取られて、記事内容が「おざなり」「質の低い」ものになってしまうことがあります。

検索エンジンは、「コンテンツの質」を中心に検索ランキングを決めますので、「ユーザーにとってあまり意味のない記事」を量産するよりも、
「ユーザー満足度の高い記事」を丁寧に書いて行くことが重要です。

質の高いコンテンツのブログ記事が増えて行くことで、サイト全体のSEO評価が高まって行きます。

まとめ

「内部ブログ」は、SEO効果・ブランディング効果・売上UPに貢献する非常に重要な仕組みですので、
ホームページに必ず内部ブログを設定し、最大限活用することをお勧めします。

内部ブログで記事を書いて行く際には、このページでご紹介した「ポイント」を参考にしていただければ、最大限のSEO効果が発揮されます。

内部ブログによるコンテンツを中心としたSEO対策は、
効果を実感するまでに一定の時間が必要ですが、
コツコツと続けることで、サイトの力が蓄積され、
やがて検索ランキングからの継続的な集客力という形で大きな結果を得ることができます。

「内部ブログがあるサイト」と「ないサイト」では、
SEOの力が全く違うものになって行きます。

内部ブログを設置したサイトで、ブログを書いて行き、ビジネスを大きく拡げてください。

著者:SEOコンサルタント・ウェブデザイナー
SEOホームページ代表 占部圭吾

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SEOホームページでは、
ホームページ制作と同時に「内部ブログ」を設定しています。

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