モバイルファーストインデックスとは
「モバイルファーストインデックス」とは、
Googleが検索結果の評価に使用するウェブページのインデックスデータを、モバイル版のWebサイトから優先的に作成する仕組みです。
2018年7月から段階的に導入されており、2023年3月31日をもって、全世界ですべてのWebサイトがモバイルファーストインデックスに移行を完了しました。
「モバイルファーストインデックス」においては
パソコン版のコンテンツデータよりも
モバイル版のコンテンツを優先的に評価対象とします。
ですので、パソコン版とモバイル版の表示内容が大きく違う場合は注意が必要であり、
パソコン版しか用意されていない場合は、SEOにマイナス作用が働きます。
モバイルファーストインデックス時代のSEO対策には、「モバイル対応デザイン(レスポンシブデザイン)」「モバイルユーザビリティー」が決定的に重要となります。
モバイルファーストインデックスとSEO
モバイルユーザビリティー
「モバイルファーストインデックス」時代となった今、
SEO効果を上げるためには、「モバイルユーザビリティー」が大前提となります。
(モバイル端末での「使いやすさ・読みやすさ」)
以下の点を確認しましょう。
- 横方向へのスクロールがないか
スマホ画面を横にはみ出して表示されている場合、コンテンツが非常に読みずらくなり、SEOにマイナス評価となります。 - フォントサイズの大きさ
フォントサイズは、14px~17px(ピクセル)にしましょう。 - タップ要素間の間隔
ボタンやテキストリンクの間隔が狭いと、誤タップが発生しやすくなります。 - スマホで再生できないコンテンツはないか
Flashなど、スマホで再生できない表示があるとマイナス評価となります。 - インタースティシャルは使っていないか
スマホでインタースティシャルを使うとSEOにマイナスです。 - モバイルでの表示速度
モバイルでは、回線が不安定であっても、高速レスポンスが必要とされます。
表示スピードアップのための対策が必要です。
レスポンシブデザイン
モバイルでのサイト表示には、
- 動的な配信
2つのHTMLを用意して、モバイルとパソコン、閲覧別に2つを振り分けて配信する方法 - 2つのURL
2つの別サイト(2つのURL)を用意して、モバイルとパソコン、閲覧別にサイトを表示する方法 - レスポンシブデザイン
1つのサイトで、閲覧する端末幅に合わせて、自動でデザインを最適化する方法
の3つがありますが、
Googleが強く推奨している「レスポンシブデザイン」が最も良いでしょう。
レスポンシブデザインは、1つのURL・1つのTHMLで、すべての端末に対応しますので
「検索エンジンが巡回しやすい」「表示ミスがない」「シェアしやすい」「リンクしやすい」など、様々なメリットがあり、SEOにもプラス効果があります。
また、端末幅に合わせて自動調整するため、
スマホの横幅をはみ出して表示されることは「ありません」し、
閲覧が「読みやすい」ため、反応率も上がります。
表示スピードテスト
表示速度も、重要ですので「ページスピードテスト」も行いましょう。
↓
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
「モバイル」でテストを行い、スコアが「50」以下なら改善が必要です。
改善ポイントも表示されますので、一つ一つ改善してください。
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