ハミングバード

ハミングバード

ハミングバード アップデートとは

Google の意図

Google のビジネスの中核は、「検索」サービスです。
ですから、インターネット、コンピュータ、端末などの進化に伴うニーズに応える「検索結果」を表示し、ユーザーの満足度を維持向上させることが、Google のビジネスモデルを成立させる不可欠の要素。

Google 創設者の一人であるラリー・ペイジ氏は、検索について以下のように言っています。

「ユーザーの意図を正確に理解する」
「ユーザーのニーズに完全に応える」・・・

この目的に応えるための一つの進化として「ハミングバード」アップデートが行われたわけです。

複雑になる検索ワードのニーズに対応する

パソコン検索でも、
私たちはどんどん「複雑な・複合ワード」で検索するようになっています。

スマホの音声検索では、
「話し言葉で検索」することが普通になっています。

例えば、私たちがスマホで音声検索するときに

「最寄りの喫茶店に行きたい」
「近くのコーヒーショップ探して」
「歩いて行けるコーヒーが飲めるお店」

など、様々な言葉で、
自分が意図する答えを、検索結果に期待します。

この期待に応えるための検索エンジン改良が、「ハミングバード」ということです。

ハミングバードとSEO

ハミングバードアップデートに対して、
特別なSEO対策が必要か？というと「そうではありません」。

考えるべきことは、
「検索エンジンが、より細かくユーザーの意図を読み取れるようになった」ということ。

ですから、コンテンツを作るときに、ウェブサイト運営者も
「これまで以上に、ユーザーが求めているもの」を意識する必要がある、ということです。

従来型SEOでは、「キーワード出現率」「文章量・文字数」などに気を遣うことが多く、
ユーザーの「読みやすさ」「わかりやすさ」よりも、
「文章を長くしよう」という志向が働いていたかもしれません。

今後は、「検索エンジン向けのコンテンツ」ではなく
「ユーザーのニーズに応えるコンテンツ」が求められる時代となって行くということです。

また、細かい複合ワードに対してページ分けして上位化を目指す「ロングテールSEO」が
今後ますます有効になると考えられます。

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