初めての方のためのHP講座
検索順位が
下がったときに
チェックすべき
4つのポイントと対策
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下がったときに
チェックすべき
4つのポイントと対策
Google検索順位が下がった…原因と対策
検索順位が下がってしまった…そんなときにどうすればいいでしょうか?
「突然、大きく順位が下がった…」
「検索圏外に飛ばされてしまった…」
「検索順位がじわじわと下がっている…」
など、いろいろなケースがあります。
検索順位が下がってしまった要因は、
1つの場合もありますし、複数の要因が重なっている場合もあります。
この記事では、検索順位が下がったときに、
どのように原因を探って行き、対策を行って行くか、分かりやすく解説して行きます。
【もくじ】
Googleの検索順位が「下がった」とき、ショックですし、焦りが生まれます。
アクセス数がガクンと減りますし、来店・売上・収益にも大きな影響を与えます。
Googleの検索エンジンは、ある意味、毎日のようにランキングのためのアルゴリズム(評価方法・計算式)を微調整・変更していますので、
いったん順位が下がって、また元に戻る…ということもしばしば発生します。
ですので、順位が下がったからといって焦って対策するのではなく、
まずは数日間、様子を見る必要があります。
ですが、
「順位が大きく下がって、戻らない」
「長期的にじわじわと順位が下がっている」
などの場合は、対策が必要となります。
このときに気を付けていただきたいのは、
「焦って、思い付きでたくさんの対策しないこと」です。
場合によっては、傷口を広げてしまって、余計に悪化してしてしまうことがありますので。
順位が下がったときに、重要なことは、
原因を探り、予測を立てて、一つ一つ対策して行くことです。
そして、
「いつ頃から下がったのか」(できる限り思い出して)
「何位から何位に下がっているのか」
「長期的な傾向か?突然か?」
「トップページだけか?他のページも同様に下がっているのか?」
などをまずは把握してください。
検索順位低下の傾向を掴めましたら、原因を探って行きます。
順位が下がる原因は、以下の4つの場合がほとんどです。
順位低下の傾向と原因は、ある程度の相関がありますので、
下の表を見て、推定をかけて、探って行きます。
アルゴリズム | 自社の対策 | サイト放置 | 競合サイト | |
突然 | 〇 | 〇 | △ | △ |
---|---|---|---|---|
長期 | 〇 | 〇 | ||
大幅 | 〇 | 〇 | △ | |
小幅 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
1ページ | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
全ページ | 〇 | 〇 | 〇 |
「突然の下落」か、「長期間の下落傾向」か、にはある程度の違いが見えやすいですが
要因が重なっている場合もあり、わかりずらい面もあります。
では、4つの原因について、確認し、
取り得る対策を探って行きましょう。
検索順位が「突然」下がったときは、
検索エンジンアルゴリズムのアップデートが原因であることをまず考えます。
この場合、検索順位は「小幅に下がる」ケースも、「大きく下がる」ケースもあります。
アルゴリズムのアップデートは
これまで、1~3位など、長期的に上位表示していたwebページも、
アルゴリズムの変更で、順位が大きく下がることがあります。
検索エンジンは「ユーザーに最高の体験をもたらすコンテンツ」を上位表示されせるために
「裏ワザ」を駆使して上位化しようとする施策を「無効化」し、より精度の高いコンテンツ評価を行うためにアップデートを行っています。
検索エンジンアップデート後に順位が大きく下がった場合は、
「これまでのやり方が通用しなくなった」ということを意味すかもしれません。
アルゴリズム変更の内容を把握して、根本的な見直し・対策を行う必要があるかについて検討する必要があります。
最近行われたアルゴリズムアップデートを確認しておきましょう。
(2023年1月~)
他サイトからリンクが貼られる「被リンク」対策は、検索順位を上げる大きな要因・SEO対策として多くのサイトが取り組んでいます。
「リンクスパム対策アップデート」は、コンテンツの質の低いページからのリンクなどをAIで識別し、「リンクの価値を無効化」するもの。
(ペナルティーではなく、リンクの無効化です)
AIの機会学習によってリンクの質を識別してゆくので、これから長期にわたってじわじわと影響を及ぼすアップデートと考えられます。
(2023年1月~)
「ヘルプフル」とは、「ユーザーの役に立つ」といった意味で、
このアップデートは、ユーザーに役立つ・独自性のあるコンテンツを、AIによって判定し、プラス評価のサイトを上位に、マイナス評価のページは検索順位を下げる方向にして行くものです。
このアップデートも、AIの機会学習によるものですので、長期的な影響が考えられます。
「コアアップデート」は、年に2~3回行われるもので、今回のコアアップデートは半年ぶりで、比較的大きな順位変動が見られています。
2023年3月15日以降の1週間の間に大きな順位変動があった場合は、コアアップデートの影響が考えられます。
ただし、アップデートの内容は、Googleは一切公表しませんので、推定するしかありません。
おそらく、被リンクに頼ったサイトは検索順位が「下がり」、
コンテンツの充実化などの地道な取り組みを行ってきたサイトはプラス評価で、検索順位が「上がる」傾向、と考えられます。
このように、検索順位が「短期間で下がった」ときは、
検索エンジンアルゴリズムのアップデートがその時期にあったかどうかを確認する必要があります。
順位変動期間 | 変更内容の公表 | |
コアアップデート | 2週間程度 | なし |
---|---|---|
対策アップデート | 短期~長期 | 対策の趣旨が公表される |
「コアアップデート」の場合は、Googleがロールアウトの翌日から順位変動が始まり2週間程度で順位変動がいったん収まりまりますが、
どのような内容での変更かは一切公表されません。
「対策アップデート」の場合は、短期間に大きな順位変動がある場合、長期的にじわじわと変動して行く場合がありますが、「何を目的としたアップデートか?」について、明確にアナウンスされますので、
順位の変動と、アップデート内容の双方を見て判断すれば、具体的な対策も打ちやすくなります。
アップデートの内容はそれぞれですが、
Googleが行おうとしている方向性は一貫して「ユーザーに最高の検索体験を提供するために、ユーザーに役立つコンテンツ・ページを上位に表示させる」ことにあります。
もし、「順位が大きく下がった」「圏外に飛ばされた」などの場合は、検索エンジンアルゴリズムのアップデートが原因であることを考えましょう。
これまで「裏ワザ的」な手法で上位表示していた場合は、
その施策が「使えなくなった」と考えた方がよいかもしれません。
ホームページ運営方針を根本的見直す必要があるでしょう。
検索順位が「突然」下がったときは、
「自社で(自分で)行った対策」を、リスト化してチェックしましょう。
書籍やネット情報・SNS情報などを見て行った対策が
逆に「順位を下げてしまった要因」かもしれないからです。
自社で行った対策がマイナス要因となって検索順位が下がる場合、
その対策後に、すぐに順位が下がるとは限りませんので、
最近の半年間くらいに行った対策をリスト化しましょう。
その中で、「マイナス評価になる可能性があるもの」はないでしょうか?
たとえば、
過剰な相互リンクは「リンクポリシー違反」でペナルティーが課される可能性があります。
Googleの「スパムに関するポリシー」を確認して、
リンクなどのスパム行為を知らず知らずのうちに行っていないなかったかどうか確認してください。
Googleサーチコンソールの「セキュリティーと手動による対策」⇒「手動による対策」をチェックして、『問題は検出されませんでした』となっているか確認しましょう。
また、短期間にブログ等から大量のリンクを貼り付けたなどの場合は、「過剰なSEO」として、マイナス評価が付けられる可能性があります。
ただし、極端な異常値を示すような大量リンクの場合だけですので、通常のリンク増加においてナーバスになる必要はありません。
「不要なページを多く削除した」は、
サイトの整理として必要な措置といえます。
一時的に検索順位が下がっても、他の対策(新ページ追加など)でカバーできます。
「タイトルタグを頻繁に変えた」は、
検索エンジンに「過剰なSEO」と判定されている可能性があります。
タイトルタグは、検索エンジンに「このサイトは、こういう内容です」と伝える、最も重要度の高いタグ設定ですので、変更する場合は「きちんと検討を重ねた上で」「慎重に」行いましょう。
タイトルタグ変更による検索ランキング低下は、多くの場合は一時的ですので、時間の経過とともに順位は戻って行きます。
(ただし、順位回復に数か月かかることもありますので、注意しましょう)
現在、検索順位(ランキング)要素として「フレッシュネス」が重視されています。
つまり、頻繁にコンテンツの「更新」や新ページの「追加」などが行われているか?
ということです。
長期間「放置」されているサイトは、
検索エンジンから
「この会社、廃業した?」「事業をやっていない?」と疑念を持たれますし、
古い情報より、最新情報のページを優先して検索上位化させる傾向が強まっています。
ですので、サイトの放置は、検索順位を下げる要因となります。
「サイト放置」の場合、半年くらいは全く順位が変わらず、
ある日、ストンと順位が下がります。
1回の順位低下はそれほど大きくないのですが(例えば、3位⇒8位、など)
そのまま放置すると、順位低下が半年位ごとに繰り返されて、
気づいたら「大きく順位を下げていた…」ということになります。
「サイト放置」が順位低下の要因と考えられる場合は、
など、サイトの「フレッシュネス」対策を行いましょう。
ただし、このような対策を行っても、すぐには順位は回復せず、
順位が下がったときと同じように、「半年後」くらいに成果が見えてきます。
SEO・検索エンジン対策は、地道な努力が必要で、時間がかかるものなのです。
ホームページの「放置」は、
検索順位を確実に・長期的に「押し下げ」ます。
ホームページに、
自分で更新できるCMSやブログの設置は必須です。
ホームページにCMS(更新機能)、ブログ機能がない場合、放置状態が続き、検索順位は上がらず、時間とともに下がってしまいます。
(制作会社が「更新対応してくれない」「費用が掛かる」「面倒」ということも)
こうした際には、「ホームページのリニューアル」をおすすめします。
CMS・ブログ内蔵で、SEOに精通したライターが在籍(SEOコンサルタント在籍)の制作会社を探して、検索順を上げる体制を作ることが、まず始めるべき対策となります。
検索順位は、競合となる他サイトとの相対評価の面もありますので
競合サイトがSEO対策を強化していると、自社サイトは、その分順位を落とすことになります。
急に順位が大きく下がる…という形ではありませんが、
自社サイトの順位が下がったときは、
競合サイトのウェブページを確認してください。
デザインやコンテンツが大きく変わっている場合は、他サイトが何らかの対策を行っていますので、
自社サイトも、上位表示のための対策を強化する必要があります。
検索順位が下がったときに、まず行っていただきたいのは
「下がった理由は何か?」について考え、その推定を基に対策することです。
「これが原因!」とはっきりとわかることは少ないのですが、
見ていただいた「4つのチェックポイント」などである程度の原因の絞り込みを行い、
対策案をリスト化して、一つずつ進めて行きましょう。
アルゴリズム |
「裏ワザ的手法」が無効化された ⇒コンテンツ中心のSEOへ転換 |
自社の対策 |
影響は短期・小幅な場合が多い ⇒コンテンツ拡充で巻き返し |
サイト放置 |
更新・ページ拡充を行う CMS・ブログを設置する |
競合サイト |
競合の対策を確認 ⇒サイト充実の方針を立て 着実に実施する |
焦って手当たり次第の対策を行うと、マイナスが広がることもあります。
例えば「タイトルタグが問題ではなか?」と考えて、タイトルタグ変更を繰り返すと、さらに順位が下がってしまいます。
対処療法的な施策を打つよりも、
基本的なSEO対策を行うことが一番の近道となる場合も多いです。
一言で言いますと
「ユーザーにとって有益・役立つコンテンツを提供すること」です。
また、コンテンツの「内容」に弱点がある場合も多くあります。
コンテンツについて以下についてチェックしましょう。
順位が下がる4つの要因を見てきましたが、
どちらにしても、対策は「ユーザーのためのコンテンツの充実化」に行きつきます。
検索エンジンのアップデートがあっても、競合が対策強化をしていても、
結局は上記の対策を地道に行っているサイトの検索順位は、
長期にわたって上昇し、順位のブレが少なくなります。
よほど難易度が高いビッグキーワードの場合は、別途多様な対策が必要ですが、
通常のビジネスにおける検索順位の場合は「コンテンツファースト」がSEOの王道であり、近道となります。
検索順位を上げる
ホームページ制作を!
「SEOホームページ」では、「フレッシュネス」対策に必要となる
●「サイト内ブログ」設置
●自分で更新できる「CMS」設置
●気軽に更新できる「お知らせ欄」の設置
など、SEO対策を自分でできる仕組みを内蔵したホームページを制作しています。
検索で上位化するために最も重要となるコンテンツ作成について
SEOに精通したライターによる「アドバイス」と「コンテンツ作成支援」を行い、
お客様が狙ったキーワードでの上位表示を実現しています。
「誰も見に来ない」ホームページに資金と労力をかけても、それは無駄になってしまいますので、「多くの人に見てもらえる」「訴求力」のあるウェブサイトを作って行きましょう!
厳しい経済環境の中、ビジネスの発展を目指したいときは、
ぜひ、お気軽にお問合せ・ご相談くださいませ。
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