SEO・WEB用語
相互リンク
SEO・WEB用語
相互リンク
相互リンクとは、
ウェブサイト同士で互いにリンクを貼り合うことをいいます。
外部サイトからリンクを受けること(被リンク)がサイトの価値を高め、SEOにプラスの効果をもたらすことから、
サイト運営者同士が、お互いに「リンクを貼り合う」ことに同意してリンク交換を行い、
検索順位を上げる目的で行うものです。
相互リンクは、かつてSEOに絶大な効果を持つものとして活発に行わましたが、
現在では、リンクを使った不正行為に対するペナルティーが発動されることもあり、
「どのような相互リンクがSEOにプラスに作用するのか」
「どのような相互リンクはペナルティーを受けるのか」
…について、きちんと理解して行うことが必要となっています。
相互リンクは、以下のSEO効果が期待できます。
現在Googleは、
「過剰なリンク交換」や「相互リンクを目的としたページの作成」
などはダメですよ、と明確に表明し、
違反サイトにペナルティーを科す方向性を打ち出しています。
つまり、今では、
検索順位を上げることを目的とした「作為的な相互リンク」
は、SEOに大きなマイナス影響をもたらす危険があるということです。
具体的には、以下のような相互リンクがペナルティーを受ける可能性が高いと言えます。
このような相互リンクは、ペナルティーを受け、SEOに多大なマイナス効果(検索圏外になるなど)を及ぼしますので、行わないようにしましょう。
Googleは「スパムリンクアップデート」という検索エンジンアルゴリズムのアップデートを開始しています。(2018年~)
このアップデートは、スパム(不正)リンクによって検索結果を操作しようとする行為を抑制することを目的とし、
AIを使って、スパムリンクを判定することで、従来は見逃されていた不正が、かなりの精度をもって検知されるようになっています。
「過剰な相互リンク」「相互リンク自動生成プログラム」なども簡単に検知されるようになっていますので
相互リンクを行う際は、スパムに当たらないか、細心の注意が必要です。
ここまで主に、相互リンクについてペナルティーの危険性などを説明してまいりましたが、
相互リンクがすべてNGなわけではありません。
ユーザーに有益な情報であり、事業の必要性などを根拠に行う相互リンクであれば、
Googleも評価し、SEOにも大きなプラスの効果をもたらします。
例えば、以下の相互リンクはOKで、SEO効果が期待できます。
相互リンクは、適切に行うことで、
被リンク効果・ページランク向上効果によって
SEOにプラスになり、検索順位を上げて行くことにつながります。
相互リンクをする際に、ただお互いにリンクを貼るだけ…ということが多いですが、
これでは、リンクをしている意味がユーザーに伝わらず、ユーザー満足度が高いリンクとして機能しません。
(当然、検索エンジンの評価も上がりません)
相互リンクする際は、相手サイトの紹介するなど、説明コンテンツを入れることで、リンク評価が高まります。
相互リンクの相手サイト運営者にも、上記のことをお願いしてください。
お互いに効果的な被リンクとなります。
相互リンクでSEOにプラスの効果をもたらすために、
また、ペナルティーを受けるなど、SEOにマイナスとならないために
以下の点に注意して行うようにしてください。
相互リンクは、適切に行えば、SEO効果の高い方法として有効です。
上記の内容に注視ながら、適切な相互リンクを行って、ウェブページの上位表示を目指して行きましょう!
相互リンクが、検索エンジンによって「不正」な手法で行われていると判断された場合は、いち早く対処しなければなりません。
ペナルティーを受けているかを確認するには、
Google Search Console によって行います。
① Google Search Console を開きます。
↓
② 左側のメニューから「セキュリティと手動による対策」を選択します。
↓
③ 「手動による対策」タブをクリックします。
「問題は検出されませんでした」と表示されればOKです。
「サイトへの不自然なリンク」と表示された場合は、
ペナルティーを受けている可能性が高いですので、対処が必要なります。
【ペナルティーを受けていた場合】
「サイトへの不自然なリンク」という項目に、
ペナルティーを受けたリンクURLが表示されます。
↓
ペナルティーを受けたリンクを削除します。
(相互リンクの場合は、相手に連絡して削除してもらいます)
(また、「リンク否認ツール」でリンク効果を削除します)
相互リンクの表示形式(相互リンクページなど)も見直し、削除するか、大幅に改変してください。
↓
Google Search Consoleで再審査リクエストを送信する。
相互リンクを行いましたら、検索エンジンが被リンクを把握しているか確認して見ましょう。
Google Search Consoleの左側メニューの「リンク」をクリックして
「上位のリンク元サイト」のところの「詳細」をクリックしてください。
そうしますと、自社サイトの被リンク(リンク元のURL)が表示されますので、ここで相互リンクを検索エンジンが把握しているかどうかを確認できます。
ただし、相互リンクしてから、Google Search Consoleで表示されるまでに時間がかかりますので(1ヵ月以上かかることもあります)、一定時間を置いてから確認してください。
《まとめ》
相互リンクは、適切に行うことで高いSEO効果が得られます。
ペナルティーとなる不正を行わないように注意して行ってください。
著者:SEOコンサルタント・ウェブデザイナー
SEOホームページ代表 占部圭吾
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