起業とSEO

起業してまず考えることは、多くの場合、
「いかに自社を知ってもらうか?」
「多くの人に自社製品・サービスの良さを分かってもらえるか?」
「度やって集客するか?」

などではないでしょうか?

あなたが起業する事業が
飲食店、整体院、解体業、スポーツジム、美容院、クリニック、メンテナンス業、建設業など、どのような事業であれ、
「知ってもらう」ことから始まることがほとんどです。

では、起業した新たなビジネスを、軌道に乗せ、拡大して行くために、
SEO対策は役立つのでしょうか?

ほとんどのケースで「Yes」という答えになります。

このページを見ていらっしゃるあなたは、
これから起業を考えているか、開業してビジネスをスタートさせて
SEO対策に取り組むべきか?
どのようすればSEOで成果を得られるだろうか?
と、思案されていると思います。

このページでは、「SEOと起業の関係」「SEOのメリット」
「SEOで成功するためのポイント」について解説してまいります。

著者:SEOコンサルタント・SEOホームページ代表 占部圭吾

起業・開業とSEOの関係

SEOとは?

SEOとは、「Search Engine Optimization」=検索エンジン最適化 のことで、
検索エンジンの評価を高めて、狙ったワード検索で上位表示して行く対策
ということです。

SEOにはいろいろ誤解がありますので、後で説明してまいりますが、
簡単に言いますと、あなたのホームページを検索上位化させて、集客して行くための方法、と考えてよいでしょう。

では、起業に際してSEOは必要なのでしょうか?

起業・開業とSEO対策

起業・開業にSEOは必要?

「起業・開業にSEOは必要か?」については、
あなたのビジネスの業種やビジネスモデルによって、その濃淡が違います。

「取引先と安定的な関係」の中でスタートする起業の場合

特定の取引先から専属的に受注するようなビジネスモデルの場合、
取引先を広げる必要性が低いため、SEOはそれほど必要ではないかもしれません。

ですが、受注先の企業との関係が永続的である保証はありませんので、
将来を見越して、SEOで、広く取引関係を構築して行くこと
多くの人・企業に自社の存在やサービス内容などを認知してもらう
…などが必要になってくるかもしれません。

人々が情報を得る方法の大部分がWEBからとなっている現代において、
ネットを利用すること、その中心にあるSEO対策に取り組んでおくことは、事業発展を考えるときに外せない施策かもしれません。

「飲食店」を起業する場合

飲食店を開業する場合は、その地域内でリピーターを確実に増やすことや、
「食べログ」などの利用・活用を優先的に行った方が近道になるかもしれません。

ですが、飲食関係ビジネスでも、ホームページを持ち、検索上位化してゆけば、
(たとえば「○○駅 カレー店」で検索上位になる)
ウェブからの新規客の流入が見込めますので、集客の多様化が図れます。

飲食店での企業とSEO効果

地域密着型ビジネスほど、SEOは高い効果を発揮します

地域の多くの人にお店を認知してもらうために、SEO対策を行い、ネットからの集客を実現することは非常に重要です。

WEB集客を考えるならSEOは必須

あなたのビジネスが「BtoB」であっても「BtoC」であっても、
(つまり企業間取引であっても、一般顧客向け事業であっても)
ネットからの集客・取引拡大が必要であるなら、

SEOは必須
、と言えます。

ネット上での情報発信は、SNSが簡単で、だれでもすぐに始められるのですが、
地域密着型・スモールビジネスの場合は、SNSは効果的と言えません

様々な情報が錯綜するSNSの世界で、あなたのビジネスを必要としている人に出会うための労力が「あまりにも大きい」ためです。

地域型ビジネスで起業するならSEOは効果的

一方、SEO・検索の場は
たとえば、近くの整体院を探している人は、「地域名 + 整体院」と検索して、
自分から情報を取りに来る場所です。

つまり、あなたのビジネスを必要としている人が、情報を探しに来る場所=検索
ということであり、
SEOで上位表示されていれば、
その人が自分のホームページを見に来てくれる確率が非常に大きくなるのです。

ネットからの集客が、あなたが起業するビジネスにとって必要であるなら
ぜひ、SEO対策の取組を考えましょう。

起業におけるSEOのメリット・デメリット

起業におけるSEOの「メリット」

起業してビジネスを始める際のSEOのメリットを簡単に見て行きましょう。

SEO対策は、資産になって行く

SEO対策とは、「積み上げ方式」の対策となります。
何か一つを行えばそれでOKということではなく、ホームページ内の情報を充実させる努力などが不可欠なのです。

ですので、こうした積み重ねによって検索順位が上がって行きますので
いったん順位が上がると、なかなか下がらなくなり、SEOの力が「資産」となり、
安定した集客ができるようになります。

検索上位化すると「会社のブランド価値」が上がる

あなたのビジネス分野での検索結果で、あなたのホームページが上位表示していれば、当然、業界内で信任を得た事業者、とみなされるでしょう。
検索上位化とは、一等地にお店を構えるのと同じような効果を持つのです。

地域ビジネスを起業するなら、SEOは効果が高い

起業・開業する事業が「地域密着型」のビジネスの場合、
SEOで効果を上げるのは比較的容易であり、しかも集客に直接結びつきやすい、と言えます。

「地域名+サービス名」という検索ワードは、その地域でそのサービスを「探している」「すぐに利用したい」という人の「強いニーズを持った」ものですので、ここで上位化することは、即、集客に結びつきます。

また、競合となるウェブサイトは、その地域の同ビジネスだけですので、上位表示が比較的かんたんです。

地域ビジネスで起業するなら、SEOに取り組むのは「非常に効果的」と言えます。

起業・開業するビジネスでネット集客を考えるとき、自社の認知度を高めたい場合、
SEOは強いメリットと効果を持っています。

起業におけるSEOの「デメリット」

起業してビジネスを始める際のSEOのデメリットも確認しておきましょう。

SEO業者は玉石混交…注意が必要です

起業してSEOを考えるときに、よくある失敗は、
力のないSEO業者につかまってしまう」ことです。

こう言うと語弊がありますが、詐欺に近い業者も多いですので、
見極めがとても大切で、難しく、時間と莫大な費用が浪費される危険があります。

起業・開業時には、SEO業者から営業電話での勧誘が集中する時期でもありますので、すぐに飛びついて契約することは避けた方がいいでしょう。

検索上位化には、時間がかかる

「SEOは会社の資産になる」の逆の面なのですが
SEOで成果を上げるには、一定の時間が必要になります。

新しくHPを制作する場合、正しく・効果的なSO対策を行ったとしても
上位化には最低でも6~9か月
かかります。

間違った情報で、成果が出ない場合も…

ネット上にはSEOに関する様々な情報であふれていますが
必ずしも正しい情報・成果につながる情報だけでもありません。

検索エンジンがAI活用などで進化を続けていますので
古いSEO手法を使ってマイナスの影響が出たり、
細部にこだわりすぎて大事な点が抜け落ちていたり…という場合もあります。
効果的なSEO対策を把握して実施するには、正しい情報を把握する必要があります。

起業する際のSEOのデメリットを列記しましたが
SEO対策は、正しい情報に基づいた、着実な努力が必要となります。

ぜひ、最新の・正しいSEO情報を得るようにして
起業でビジネスを大きくするために、SEO対策を活用してください。

起業でSEOを成功させるポイント

起業でSEOを成功させるポイント

起業して新たにビジネスを始めるときの「SEO成功のポイント」を見て行きましょう。

SEO対策の大前提

起業・開業の場合、
新たにホームページをもって、そこからスタートすることになります。

この際に、必ず確認して準備しておくべきSEOの大前提があります。

1. 「ドメイン」を必ず自社で取得・管理する

ドメインとは、○○.com などのURLを構成する、ホームページの住所のようなものです。
SEOの力は、ドメインに蓄積される形になります。
ですので、ドメインが自社管理ではなく、HP制作業者の管理であったり、
無料HP制作システムから発行されたサブドメインだったりしますと、
制作業者を変えたりしたときに、SEOの力が「そこで打ち切り」になります。
つまり、積み上げてきたものが「ゼロ」にリセットされてしまうわけです。

ですので、ドメインを「自社で取得・管理する」ことはSEOに必須です。
(「エックスドメイン」「ムームードメイン」などで、簡単に取得できます)

2. 「SSL対応」を必ず行う

SSL対応とは、通信の暗号化設定のことです。
「ホームページを置いているサーバー」と「閲覧者のブラウザ」間の通信を暗号化することで、悪意ある第三者が個人情報を盗んだり、サイトを改ざんしたりなどを防止します。

SSL対応を行っているウェブサイトは、URLが「https」で始まります

SSL対応を行って「いない」場合、ブラウザに「暗号化されていない通信」などが表示され、危険性があるホームページとみなされ、SEO的に大きなマイナスとなります。
SEOを考えたときも、閲覧者の安全を守るためにも、
SSL対応は必須ですので、必ず設定してください

3. HPに「CMS」を設置する

「CMS」とは、自分のパソコンから編集・更新するシステムのことです。
起業・開業する際に、新しくホームページを制作すると思いますが、
その際、CMSの設置をぜひ検討してください。
CMSが「ない」場合、ちょっとした更新をする場合でも、いちいちHP制作業者に連絡して、内容を伝え、更新してもらう必要があります。
CMSがあれば、自分のパソコンからすぐに必要な情報更新を行うことができ、
新サービス情報・キャンペーン情報・ページのリライトなどを手軽に行うことが可能です。
SEOにとって、コンテンツが充実していること、最新の情報が表示されていることは非常に重要です。

起業時のSEOで重要なポイントとは?

起業時に特に重要となるSEOのポイントを確認しましょう。

「キーワード調査」を必ず行う

SEO対策とは、まず、検索で上位化したいワードを決めて
そこから逆算して施策を行って行くものです。

ですので、どのキーワードで上位化を目指すか?を決めることが決定的に重要なのです。

起業・開業する場合、
どのエリアを事業対象とするか?
どのようなサービスを、どのような強みと共に提供するか?
というビジネス戦略がおありだと思います。

起業におけるビジネス戦略が、SEO戦略と合致するか?をしっかり検討・調査します。

起業するビジネスの内容・エリアに基づいて、
その検索ワードが「どれくらいの検索数があるか?」を必ずチェックしましょう。
(たとえば、Aエリアで整体院を始めるなら「A 整体」という検索の月間検索数を調査)

全く検索がない、非常に少ない、という場合は、
エリアやワードの見直しが必要になります。
キーワード調査は、Googleが提供している「キーワードプランナー」を使います。

SEOホームページ」では、制作開始前に必ず
「キーワード調査」「競合サイト調査」などを行い、
検索ボリューム」(月間検索数)、「上位表示の見通し」などをご案内して
ビジネスを成功に導くSEO戦略をご提案しています。
お気軽にご相談ください。

重要なSEOタグを把握する

起業時は、特に重要なSEOポイントを押さえて対策することが大切です。

SEOタグにおいては、以下の3つを押さえておきましょう。

  • タイトルタグ
    そのページの「タイトル」。最も重要なタグです。
    重要なキーワードから順に、簡潔な内容で設定しましょう。35字程度。
  • ディスクリプションタグ
    そのページの要約文を入れるタグです。ここもキーワードを入れて魅力的な文章にしてください。120文字程度。
  • alt属性
    alt属性とは、画像の説明文です。
    検索エンジンは画像内容を読み取れませんので、HPに画像を表示する際は、必ず入れましょう。

コンテンツが最重要

検索エンジンが、サイトのどこを評価して検索結果(ランキング)を決めて行くかと言えば、
その大半は「コンテンツ」の質です。

どんなに綺麗なデザインのサイトでも、細部にわたるSEO対策を行っても、
コンテンツ(テキスト文章)が貧弱であれば、検索で上位表示することできません。

検索ランキングのシグナルは多種多様ですが、SEOの要はコンテンツであることは、いくら強調しても強調しすぎにならないほど重要なのです。

起業・開業で、はじめてHPを作る際は、以下のポイントを考えながら、トップページなどのコンテンツ構成を考えてください。

  • お客様目線で
    お客様は「どんなことが知りたいか?」「どんなことに困っているか?」を考えて行きましょう。
    自社が伝えたいことよりも、まず、お客様のニーズに応えることを優先して、
    客様のことを思い浮かべながら文章を書いて行きましょう。
  • 自社の特徴をわかりやすく
    自社製品やサービスのどこが「お客様にとってよいものであるのか」をわかりやすく書いて行きましょう。(差別化)
  • Q&Aを入れましょう
    Q&A(よくある質問)コーナーは、話し言葉で簡潔に、お客様が聞きたいことに応えるセクションですので、特に読まれます。
    Q&Aページの作榮とともに、トップページにもQ&Aコーナーがあるとよいでしょう。

SEO効果を上げるためには、
「ユーザー満足度」を第一に考えることがとても重要です。

閲覧者の平均閲覧時間を検索エンジンも把握して判断して行きますので、ユーザーファーストのコンテンツ作りを意識してください。

SEOは自力でやるか?専門業者に依頼するか?

SEO対策は、何かを行えば結果がでる…という単純なものではなく、
複合的な施策が必要になります。

起業・開業してビジネスを成功させるためにSEOは非常に重要なのですが、
どのように行って行けばよいかは、企業の業態やケースによって異なります。

●自力でSEO対策を行う
●SEO業者を使う
●SEOに強いHP制作業者を探す
…という3つの方法がありますので、自社に遭った方法を選択してください。

A. 「自力で」SEO対策を行う

SEO対策は、何か1つ2つのことを行えば効果が出るものではありません。
「SEOに強いコンテンツ制作」がまず重要で、さらに、
「メタタグ設定」「内部リンク対策」「ページエクスペリエンス対策」など、様々なことを行って行く必要があります。
起業時は、様々なやることが重なる時期でもありますので、時間をかけてじっくり行ってゆきましょう。

また、検索エンジンの進化の中で、SEO対策も変化していますので、最新の情報を把握して実施して行きましょう。
このサイトでは、起業する事業者様向けのSEO情報を発信していますので、ぜひ参考にしてください。

B. 「SEO業者」に依頼する

SEO対策と言うと「SEO業者」を思い浮かべる人も多いかと思います。
ですが、先に述べた通り、SEO業者は玉石混交ですので、選ぶのが非常に難しいです。
高額な費用を請求されて、結果が出ない…ということも多くあります。

起業時は「早く成果を出したい」という思いから、拙速に外注してしまい失敗するパターンも多いですので
起業・開業時は特に、慎重に、時間をかけて、よい業者を選定するようにしてください。

C. 「SEOに強いホームページ制作業者」でHP制作する

起業・開業の際にはホームページを初めて制作する場合が多いでしょう。
その際に「SEOに強いホームページ制作業者」を探して、依頼する、
というのが最もお勧めの方法
です。

HPが出来上がった後で、SEO対策を打つのは、非効率で、限界がありますので
サイト制作時に、SEO戦略から考えて、じっくりサイト制作することが、もっとも成果に結びつきやすいのです。

SEOホームページ」では、開業するあなたのビジネスに応じて気ワード調査を行い、SEO戦略・ビジネス成功までの流れを検討し、
実際に検索で上位表示するHPを制作しています。

検索上位化には「更新」が非常に重要

検索エンジンは、最新の情報に更新しているサイトを高評価します。
つまり、HP制作後の「更新」「新情報発信」がとても重要です。(フレッシュネス対策)

逆に言いますと、HP制作後に「ほったらかし」のサイトは、上位化はできません

起業して、ホームページができたら、
それがHP運営とSEOのスタートとなります。

ですので、
CMS」(自分のパソコンからHP更新できるシステム)と
内部ブログ」(HP内に設置されたブログで最新情報を発信する)
の2つは、ホームページに欠かせないものとなります。

ホームページ制作時に「CMS」と「ブログ」を必ず設置して、
ホームページ運営を楽しんで行ってください。

起業・開業時は、様々なキャンペーン・イベントなどの新情報があるかと思います。
ホームページから発信して、SEO効果を高めて、ビジネスを成功させてください。

起業とSEO「まとめ」

起業してビジネスを始めるなら、WEB集客が必須ということが多いでしょう。
そのためにカギを握るのが「SEO対策」です。

狙ったワードの検索で上位表示することで、
あなたが求めるお客様(あなたのビジネスを必要としている人)と出会うことができ、安定したWeb集客を実現でき、ビジネス発展の土台をつくることができます。

ですが、SEOは単純な内容ではなく、難易度が高い面がありますので
これまでご案内してきた内容を、一つ一つ確認して、
確実に進めて行くようにしてください


人々の情報収集の場の中心が「ネット」である現代において
ホームページとSEOはビジネスの浮沈を決める、と言っても過言ではないかもしれません。

「SEOホームページ」では、HP制作時に様々なご相談にお応えし、
検索上位化・SEO・ビジネス戦略などのアドバイスを行っておりますので、
ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。

sen-2.png

関連ページ

SEOホームページでは
SEOに強いホームページを制作し、
多くの起業・開業の事業者さまの検索上位化を達成しています。

スモールビジネス・地域型ビジネスをSEOで支援することが
私たちの使命と考えています。

月額無料・SEOに強いWEB制作
ぜひお気軽にご相談ください。

SEOホームページ