SEO・WEB用語
ベニスアップデート
SEO・WEB用語
ベニスアップデート
ベニスアップデートとは、
2014年に実施された検索エンジンアルゴリズムのアップデートで、
検索者の場所を考慮した検索結果を変化させて表示するものです。
この記事では、ベニスアップデートがどのような変化をもたらしたのか、影響を受ける事業やSEO対策について解説いたします。
目次
ベニスアップデートとは、
検索者の場所(現在地)を考慮して検索結果の内容・順位・ランキングを変化させて表示する検索エンジンアルゴリズムの実施のこと言います。
例えば、「カフェ」と検索したときに、
ベニスアップデートが実装される前では、全国統一の検索結果が表示されていました。
ですが、アップデート後は、
検索する人が「横浜」にいる人と、「大阪」にいる人とでは、検索結果の表示が変わります。
さらに言えば、スマートフォンで「横浜駅」近くで検索する場合と、「桜木町駅」近くで検索する場合とでは、検索結果が変わります。
「カフェ」などの飲食店、歯医者、ボーリング場など、位置情報と密接なキーワードで検索したときに、検索した人の位置から近い対象を表示させるようになっているのです。
ベニスアップデートによって、検索が非常に使いやすいものになり、買い物や旅行をはじめ、様々な場面で、検索が利用しやすくなったのです。
その意味では、非常に画期的なアップデートがなされた、と言えるでしょう。
ベニスアップデートによって、検索結果が変わるワードは、
地域性が高いと考えられるワードになります。
つまり、地域型のビジネス・店舗型のビジネスを行っている場合は、
このアップデートが大きな影響を与えることになります。
以下にいくつか例を挙げます。
このように、地域性のあるワードで検索した場合、検索者のいる場所によって検索結果が変わります。
また、たとえば「弁護士事務所」であれば、少し遠くてもよく、比較的広域で探す人が多いですので、検索結果も、市レベルなど、広域で検索結果が表示され、
「カフェ」「クリーニング店」など、なるべく近い店を探す傾向のあるワードの場合は、近い距離を優先した検索結果となります。
検索エンジンは日々進化し、かなり細かく設定されて、検索結果が表示されるようになっているのです。
例えば、「外壁塗装」と検索した場合、
検索者は、「外壁塗装とは何かを知りたい人」と
「外壁塗装をしている業者を探している人」の両方が混在していることが考えられます。
こうしたワードでの検索では、「知りたい人」向けが優先され、「業者を探している人」向けの結果も一部表示されます。
検索ワードによって、細かく検索エンジンアルゴリズムが設定されていて、結果も変わて行きます。
検索結果が、地域ごとに細かく表示分けされるヴェニスアップデート後、
SEO対策もそれに応じた対応が必要になります。
以下に簡単にご紹介いたします。
店舗など、自社の事業エリアが限定している場合、そのエリア名をタイトルタグに含めるようにしましょう。
ただし欲張って、多くの地域名を羅列するのはNG。
検索エンジンに過剰な対策と判定されて、マイナスの影響がある場合があります。
地域名は、そのエリア・事業内容をふまえて、慎重に選び、SEOタグ設定をしましょう。
webページのコンテンツにも、所在地の住所や営業エリアを明示しましょう。
地図を挿入して、○○駅から○分などのテキスト情報も入れます。
地域型ビジネスを営む企業の場合は、Googleビジネスプロフィール登録・運営は必須です。
ビジネスプロフィールに、会社名、住所、電話番号を、ホームページと同じものを入力しましょう。
SEO効果も高まりますし、
ローカル検索で表示される「ローカルパック」にも表示されやすくなります。
まとめ
ベニスアップデートは、ローカル検索などに大きな変化をもたらして、検索の利便性を引き上げました。
地域型ビジネスの場合は、SEO対策も、この変化を意識した細かい設定が必要となりますので、この記事の内容をチェックして、ぜひ取り組んでください。
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